ASKA 人生の「モラトリアム」で初めて聴いたミュージシャン「声がすごいしみてきた」
2023年06月09日 14:51
芸能
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「(学校から)昼間に帰ることになって、自分はこうじゃないんだっていうのが常にあったわけ。昼間に帰る人たちが悪いわけじゃないんだけど。差をつけてるわけじゃなくて、自分は昼間に帰る生活を送ってきたんじゃないんだっていう違和感がすごいあって。何かやってないと満たされないのが凄く大きく(あった)」
夢中で竹刀を振り続けた日々が終わり、訪れたモラトリアム。心身ともに空虚だったASKA少年に、友達が勧めたのが井上陽水のアルバムだった。
「陽水さんの声がすごいしみてきた。もちろん、(当時は)知らないから、“東へ西へ”くらいしか。聴いてみたら、いい曲ばっかりで、すぐ“陽水さんみたいな歌を歌ってみたいな”から(音楽活動を始めた)」
ASKAにとって、井上陽水の楽曲は人生の分水嶺といえた。そこから音楽にのめりこみ、スーパースターへの道を歩み始めた。