安藤サクラ カンヌ授賞式の衣装「派手かな?と思ったら…」 背中を押したスタッフの一言
2023年06月09日 15:41
芸能
安藤がカンヌ映画祭に出席するのは、同じく是枝監督作品の「万引き家族」以来、5年ぶり。前回は、ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「まんぷく」の撮影の合間を縫って現地へ行っていたといい、「撮影中でした。今考えたらよく行けたなって」と振り返った。
「前回はすぐ行って帰ってこなきゃいけなかった」ものの、今回はゆったりとスケジュールを組んだという。「映画祭は2週間あったんですけど、どこに上映日が来るか、割と直前まで分からなくて。今回は(別の作品を)撮影していないんで、2週間空いていたんです」。ところが、公式上映は「始まってすぐ、一番最初の上映だったんです」と、予想以上に早く終了。取材対応などによる2、3日の稼働日を除けば、自由な時間を過ごせたという。「その後、どうしようと思って、監督に“最後の方までいた方が楽しいですか?”って聞いたら、“絶対楽しいよ。いた方がいいよ”って。じゃあ2週間、いちゃおうかなって、2週間滞在しました」と振り返った。
映画祭の開催期間中は、宿泊料金などがぐっと上がるため、安藤は隣のニースにアパートを借りて過ごしたという。さらに、長期滞在になったことで、予定になかった授賞式にも出席することに。「授賞式は私、もともと参加する予定じゃなかったんです。急きょ。授賞式の会場に呼ばれることも特別なので、コンペの作品がたくさんある中で」と、栄誉ある場に立てたことを喜んだ。
直前で決まった授賞式登壇。衣装も「その日にうちに、現地のスタッフの方が“もう着なさい。絶対にこれがいい”って」とコーディネートしてくれたという。さらに、自メイクで臨もうとすると、「用意するから」とスタッフに一任。衣装は「派手かな?と思ったら、“これが一番いいと思う!”って」。さらに「何を言ってるんだ?カンヌの授賞式だよ?って」と背中を押されたことを明かし、MCの「博多華丸・大吉」らを驚かせていた。