安藤サクラ 父・奥田瑛二にダメ出しされた演技とは…「バカヤロー!学芸会みたいな芝居してるんじゃねえ」
2023年06月09日 20:44
芸能
芸能一家らしい思い出で、安藤も鮮明に覚えているという。「“見てもらいなさい”って母に言われて。めっちゃ嫌でした。割とおとなしいタイプだったので、正座して“お願いします”って。怖いし、嫌だし、自由にさせてくれって思いながら」。ところが、当時の思い出が今の礎になっているという。「今思うと、あのくらい、いろいろ指導を受けていて良かったなって思いますね。いろんなことを思い出して。今演じて思う感覚と、本番で…学芸会なので1回しかないですけど、感じた時の自分が、いろんなことで何も変わってないということを思い出して」と明かした。
本番中には、思わぬトラブルもあったという。「途中で家に帰る時に、ぞうりが片方脱げちゃって、はけなくちゃいけない時があって。脱げちゃったと思った時に、芝居は続いているけど、冷静に“これはどうしたらいいんだろう?”って判断した記憶とかがある」。安藤はぞうりを残したまま、舞台から下がったというが、「その時に、“あのぞうりはアドリブでも何かやった方がよかったんじゃないか?”という悔いが残ってて。悔しい気持ちがまだありますね。それを思い出しました。久しぶりに」と振り返っていた。細かい演技に対する執着心に、博多大吉も「うわあ…」と絶句していた。