杉山愛氏 全仏失格問題「球威、フォーム考えても…」危険行為判定で持論 加藤の異例Vスピーチにも言及
2023年06月10日 13:19
芸能
失格騒動を乗り越え、混合ダブルスでは優勝を果たした加藤について、「メンタルの切り替えは簡単なものではなかったと思う。(混合複の)準々決勝を勝ち切って、優勝まで自分らしく戦い切ったなと思います」と称えた杉山氏。優勝スピーチでは周囲への感謝とともに「賞金とポイントが戻ってくることを願っています」など、大会側へ異例の呼びかけをしたことにも触れ、「あのような場所であのようなスピーチは珍しかったかもしれませんが、大会に働きかけている中でも動き感じられないので、あそこでももう一度アピールしたのかなと」と理解を示した。
失格の判断に至った背景。杉山氏は「今回は危険行為とみなされた」と語ったが、「打ったボールの球威、フォームを考えてもそれが危険行為、失格につながるまでのものだったのか」と大会側のジャッジを疑問視。一番の問題は最初は警告だったものが「選手の抗議で変わってしまった、失格になってしまった」部分だと指摘した。
問題の場面でのビデオ判定が行われなかったことでも論議を呼んでいるが、ボールのイン、アウトの判定以外でのビデオ判定はこれまでもなかったと説明。ただ、今回のような事案になった場合には「導入されてもいいのでは」と語った。