アグネス・チャン 人気絶頂期に亡き父が遺した人生の教訓「何ていいことを言うんだろう」

2023年06月10日 21:40

芸能

アグネス・チャン 人気絶頂期に亡き父が遺した人生の教訓「何ていいことを言うんだろう」
アグネス・チャン Photo By スポニチ
 タレントで歌手のアグネス・チャン(67)が、10日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」(土曜後9・00)にゲスト出演し、今は亡き父からの教訓を語った。
 香港から日本へ渡り、1972年に「ひなげしの花」でデビューした。しかし、学業をおろそかにすることはなく、74年には上智大に入学。さらに、76年には日本での芸能活動を休止し、カナダのトロント大でも留学生活を送った。

 人気絶頂の中での活動休止。母は活動継続を望んでいたが、それに反対したのが、父だったという。アグネスは父からのお叱りの言葉を回想。「(父が)日本にやって来て、私が眠れない、食べられない、満足に学校に行けない、友達できてないというところを見て、“これは普通の女の子の生活じゃない。異常だ”と。“周りがちやほやしていると、自分が偉い気持ちになってはいけないから、頭冷やしてこい!”って言われて」と明かした。

 父はアグネスに「お金や名声は流れもので、奪われるもの。でも一度頭に入った知識は一生の宝ですから、勉強できる時はありがたく勉強しなさい」という教訓を残してくれたという。アグネスは「何ていいことを言うんだろうと思って」と感激したことを振り返っていた。父の残した名言に、MCの「おぎやはぎ」矢作兼も「すっごくいい言葉」と称賛していた。

 父はカナダ留学の翌年に死去。アグネスは「自分の子供にも一生懸命、言っているんです」と、父の教えを3人の息子にも語り継いでいることを明かした。

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