伊沢拓司 BBQ炎上事故でガイドラインの必要性訴え「危ないことを確認するのが一番安全な仕組み」

2023年06月11日 19:15

芸能

伊沢拓司 BBQ炎上事故でガイドラインの必要性訴え「危ないことを確認するのが一番安全な仕組み」
伊沢拓司 Photo By スポニチ
 タレントの伊沢拓司(29)が11日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)に生出演し、福岡県柳川市の美容専門学校で5月下旬に開催されたバーベキューで、1人が死亡した事故について自身の見解を示した。
 学校の敷地内で行われたバーベキューでは、男性教員がコンロに手指消毒用のアルコールを投入したところ、火が爆発的に燃え上がり、男子学生4人の衣服に燃え移った。この事故で、重傷だった1年生の男性が敗血症性ショックで死亡した。警察は業務上過失致死傷容疑で調べを進めている。

 アルコール使用の経緯について学校側は、熱中症と食中毒を防ぐため、短時間でしっかり焼けるようにするためと説明している。伊沢は「(バーベキューの)ガイドラインがあったらいいなと思ったんですね。実施に当たって何が危ないかとか、先生方が読み合わせるものがあったらいいなと思って」とコメント。ところが、伊沢が調べた限りでは、そういったものは出てこなかったという。

 前日にはリハーサルも行っていたというが、事故は起きてしまった。伊沢は「今回のケースは事前にアルコール(の使用)を練り込んでたという話もあるので、化学リテラシー不足というところはもちろんあったかなと思います」と指摘した。

 バーベキューの参加者は、教員や職員、生徒合わせて400人以上という大規模なものだった。伊沢は「火が付きづらいというのはよくありますけど、焦っている状況だと、正しく化学の知識を使えるのか、僕でも自信がない」と告白。「直前に確認をして、こういうのは危ないということをみんなで確認するステップが取られるというのが、一番安全な仕組み作りなのかなと思います」と見解を語った。
【楽天】オススメアイテム