DA　PUMP「スペースダンス」披露　USAの次は宇宙だぜ　作詞作曲は所ジョージ

　ダンス＆ボーカルグループ「DA　PUMP」が11日、川崎市のラゾーナ川崎プラザで新曲「サンライズ・ムーン～宇宙に行こう～」の発売記念イベントを行った。 　タレントの所ジョージ（68）が作詞作曲、とんねるずの木梨憲武（61）がプロデュースを買って出た話題作。インド風のアレンジを加えた曲で、サビではタイトル通り星やスペースシャトルをイメージした振り付け「スペースダンス」を踊る。歌唱前には、集まったファンや家族連れ約3000人に、メンバーがスペースダンスをナマ指導。本番では会場が一体となって踊り、2018年に社会現象にもなったヒット曲「U.S.A.」の「いいねダンス」に継ぐ“バズり”を予感させた。ISSA（44）は「とにかくハッピーな曲。一人でも多くの人が一緒に盛り上がってくれたら」と熱く語った。

　「サンライズ・ムーン～宇宙に行こう～」のほか「U.S.A.」「if…」の3曲をパフォーマンス。朝から降っていた雨もピタリとやんだ途端に、ミニライブがスタート。宇宙服を模した衣装を着たメンバーが登場すると、大歓声に包まれた。KENZO（38）は「宇宙から川崎に来ちゃいました！」と呼びかけ、大盛り上がりとなった。

　この日はデビュー26周年の記念日。新曲を歌い終えると同時に、ファンが月と太陽をイメージした黄、オレンジ、赤、白の花を掲げてお祝い。思わぬサプライズ演出に、ISSAは宇宙に舞い上がりそうなほど喜び「素敵なお花をありがとうございます。紆余（うよ）曲折あったけど、今が一番楽しい。変幻自在なチームであり続けたい」と決意を語った。

《木梨とのゴルフがきっかけ》 　「サンライズ・ムーン～宇宙に行こう～」制作のきっかけは、木梨がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「木梨の会。」主催のゴルフコンペ。昨年12月に開催されたコンペにメンバーのKIMI（40）が参加し、木梨が番組準レギュラーの所にDA　PUMPへの楽曲提供を提案したことからスタートした。KIMIは当時を振り返り「ひょんなことからみんなを巻き込む企画になった。皆さんで楽しいことを、楽しくシェアしていきたい」と話した。