山里亮太　支えになっているパラ選手からの言葉　全仏制覇の小田に感動「体現してくださって」

　お笑いコンビ「南海キャンディーズ」山里亮太（45）が12日、MCを務める日本テレビ「DayDay.」（月～金曜前9・00）に出演。テニス全仏オープン・車いすの部の男子シングルス決勝で初優勝を果たした小田凱人（17＝東海理化）について話した。 　番組では小田のこれまでの経歴を紹介。9歳の時に左股関節に骨肉腫が見つかりそれまで打ち込んでいたサッカーから10歳で車いすテニスに転向し、1月に引退を表明した、国枝慎吾氏が12年ロンドン・パラリンピックの決勝に出場する姿を見て憧れを抱いたという。また、小田の17歳1カ月2日での今大会優勝はこの種目の4大大会最年少記録。史上最年少で世界ランキング1位に就くことも確定し、2つの最年少記録を打ち立てた。

　山里は「パラアスリートの方とお話しをさせてもらったときに、すごく僕が支えられた言葉があって、何かがあるからできないではなくて、これで何ができるって選択肢にするようになるんですね」とした上で、「この状態だからできないって自分なんかは逃げがちなんですけど、そのときに“じゃあこれで何ができるかって考えた方が楽しいよ”って教えてもらって。（小田が）それを体現してくださって、色々な人に教えてくれるって本当すごいなと思います」と話した。

　さらに、月曜隔週レギュラーを務めるサッカー元日本代表・槙野智章氏からは「自分で目標設定を変えて、一つ一つ困難を乗り越えていく姿っていうのはやっぱりハートの強いですし、これからのスポーツ界を引っ張っていって欲しいなと思います」と声が上がった。