横浜流星 ボクシングのプロテストに合格しC級ライセンス取得「久々に心が燃えました」役作りで必要性痛感

2023年06月12日 20:30

芸能

横浜流星 ボクシングのプロテストに合格しC級ライセンス取得「久々に心が燃えました」役作りで必要性痛感
プロテスト合格証書を手に笑顔でポーズを取る横浜流星(C)2023映画『春に散る』製作委員会 Photo By スポニチ
 俳優の横浜流星(26)がボクシングのプロテストに合格したことが12日、分かった。
 横浜は、佐藤浩市とW主演する8月25日公開の映画「春に散る」でボクサー役を演じ「自分自身がプロボクサーになる必要があった」という強い思いから受験。見事にC級ライセンスを取得した。

 撮影に挑んだ時には既にプロボクサーの技術が備わっていたが、宣伝活動が本格始動するこの段階でプロテストの受験を決意したという横浜は「去年の4月から映画『春に散る』の役作りでボクシングを始め、そこからボクシングをずっと続けていました。K'sBOXの会長、松浦さん、川並さん、その他の方々のサポートが無ければ、結果は出せませんでした。本当に感謝の気持ちで一杯です。当日は空手をやっていた当時の気持ちを思い出し、久々に心が燃えました。あの時の気持ちをまたこうして味わえて、自分は本当に格闘技が好きなんだと再確認できましたし、反省点もありますが、やって来たものを全て出しきれたので今はホッとしてます」と喜びのコメントを発表した。

 ノンフィクションの傑作「深夜特急」三部作をはじめ、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて〈生きる〉を問うこと。その集大成ともいえる最高傑作『春に散る』(朝日新聞出版)を、人間ドラマの
名手、瀬々敬久監督(「ラーゲリより愛を込めて」)が、佐藤浩市と横浜流星を主演に迎えて映画化。8月25日公開。

本 主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて二人は世界チャンピオンを共に目指し“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。佐藤浩市が、翔吾を導くことで人生に尊厳を取り戻そうとする仁一、横浜流星が仁一と出会い諦めかけていた夢に再度挑戦する翔吾を演じる。山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝ら豪華キャストが集結。

 ◆プロテスト 日本でプロボクサーになるには、日本ボクシングコミッション(JBC)の「ボクサーライセンス」を取得する必要があり、ボクサーライセンスは、JBCが開催するプロテストに合格すると取得可能。プロテスト受験するには、日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟するボクシングジムに所属する練習生であることが条件となる。プロテストの前にコミッションドクターの医療診断に合格した者
がプロテストを受験でき、プロテストでは、実技(スパーリング)試験や筆記試験がある。年齢の制限は、16歳から34歳までの男女(未成年者の場合、親権者の承諾書が必要)」。プロテストに合格した選手は原則としてC級ライセンスを取得でき、4回戦(4ラウンド制)の試合に出場できる。
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