「どうする家康」猿の脳みそ=佐久間信盛?ネット震えた囲碁シーン…秀吉は笑み消え 信長は折檻状フラグ

2023年06月13日 06:00

芸能

「どうする家康」猿の脳みそ=佐久間信盛?ネット震えた囲碁シーン…秀吉は笑み消え 信長は折檻状フラグ
大河ドラマ「どうする家康」。佐久間信盛(立川談春)(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は今月11日、第22話が放送され、織田・徳川連合軍VS武田軍の「長篠・設楽原の戦い」(天正3年、1575年)が描かれた。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第22話は「設楽原の戦い」。織田軍の鉄砲隊が戦国最強・武田軍を蹴散らし、圧勝した。

 勝利の宴。

 織田信長(岡田准一)「今後、我らにとって最も恐るべき相手はどこになる」

 佐久間信盛(立川談春)「何と言っても相模の北条。または越後の上杉、あるいは陸奥の…」

 信長「佐久間、付いてこれん者は置いてゆくぞ」

 信盛「(呆気に取られたような表情)」

 信長「お主は分かっておろう」

 羽柴秀吉(ムロツヨシ)「(顔から笑みが消え、碁石を打ち)へへー、ハハ。猿の脳みそでは、到底分からんことで」

 信長「(高笑い)」

 佐久間信盛は信長の父・信秀の代から織田家に仕える筆頭家老。しかし、天正8年(1580年)、石山本願寺との和睦後、信長から「19ヶ条の折檻状」を突きつけられ、高野山へ追放された。

 SNS上には「佐久間さん、折檻状フラグ」「これ、佐久間を猿の脳みそと言っとるな」「秀吉の慧眼だけでなく、佐久間追放フラグもきっちり立てておく丁寧な仕事」「佐久間殿が気の毒でならない」「(『おんな城主 直虎』と異なり)こんなに怖い囲碁のシーン…ある?」「“置いていかれた”と気づいた佐久間の表情が見事だったな」「佐久間の『敵は北条…』を聞いて笑みを消す秀吉、怖い」「猿と呼ばれる秀吉の言葉だから、自分が分かっていない演技と謙遜に聞こえるけれど、その実、本当に分かっていない佐久間を指して『猿並みの頭』と笑っている。目の前でなく遠くに置く黒の一手は、先の徳川を見据えている」「囲碁で天元(碁盤の中心点)に打つ秀吉は、やっぱ大将の器なのか」などの声が続出。緊迫の心理戦が展開された囲碁のシーン。“ムロ秀吉”の底知れぬ恐ろしさが際立った。

 囲碁指導を担当した田尻悠人五段は自身のツイッターで「2回目の囲碁シーンは設楽原の戦いが終わった後、次の敵はどこかと案じる信長が秀吉と対局しているところ。盤面もどこが大事な場所なのか焦点をつかみづらい、混沌とした局面にしてあります」としている。
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