「らんまん」助教授ツンデレ?“徳永クイズ”ネット爆笑「かわいすぎ」「人間味」田邊教授は裏の顔「怖っ」

2023年06月13日 08:15

芸能

「らんまん」助教授ツンデレ?“徳永クイズ”ネット爆笑「かわいすぎ」「人間味」田邊教授は裏の顔「怖っ」
連続テレビ小説「らんまん」第52話。万太郎(神木隆之介)に“クイズ”を出題する徳永助教授(田中哲司・左)(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第52話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第52話は、万太郎(神木隆之介)の石版印刷の技術は自身も納得のいくレベルになり、刷り上がりを目にした竹雄(志尊淳)も驚く。万太郎は大畑(奥田瑛二)とイチ(鶴田真由)に植物学雑誌の印刷を注文。一方、田邊教授(要潤)は万太郎に雑誌を作る許可を与えたものの、出来が悪ければ全部燃やすつもりだった。それを知った徳永助教授(田中哲司)は…という展開。

 ついに万太郎は植物学教室にある標本の分類をすべて終えた。ロシアに送る標本は103点。土佐から持ち込み、学名が分からない52点も一緒に送りたいと田邊に願い出る。徳永は反対したが、田邊はOK。万太郎が部屋を出ると、雑誌について田邊は「水準に達していれば認める。が、そうでなければ、学会の名をかたって出されては困るから、1冊残らず燃やさせる。むろん、金も出さない」――。

 徳永は「学生と歳の変わらぬ者に、すべてを負わせるのはいささか」と疑問。田邊は「槙野を甘やかすなと言ったのは君だろ。矛盾の塊だな、君は」と語気を強めた。

 徳永は学生に雑誌の論文を書くよう指導。ヒルガオとユウガオを観察中の万太郎を見つけると、庭に下りる。

 「問題。アサガオ・ヒルガオ・ユウガオ、1つだけ異なるのは、ど、どーれだ」とクイズを出題。徳永は「源氏物語」に登場するユウガオ、日本文学が好きだった。万太郎も「万葉集」が好きだと答えると「朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど」(徳永)「夕影にこそ 咲きまさりけり」(万太郎)と2人で一首完成。距離が縮まった。

 SNS上には「田邊教授、怖っ」「田邊教授の裏の冷酷さと徳永助教授の表に出始めた人間味がとても味わい深い回」「徳永助教授、ツンデレ枠になってきた」「やはり徳永助教授、完全なる悪人ではなかった。こういう面が見えてくると、グッと人物に厚みが出てくる」「徳永クイズの出し方w」「徳永助教授のクイズの出し方がかわいすぎた」「悪役と捉えていた人が鮮やかに印象が変わるの、凄いな。教授は彼を矛盾の塊だと評したけれど、人間味が伝わったし、根っこは『努力してきた者を蔑ろにしない』という意思。それは最初に万太郎が来た時と変わらない」「田邉教授の底知れなさに対し、感情を表に出しやすい徳永助教授。その構図の何かが逆転した。得体が知れず気に入らない槙野だが、そんな若者に全責任を負わせるのは如何なものか。植物クイズ。源氏物語が好き。ポジティブな感情が表に出始めた」などの声が続出。田邊、徳永の“裏の顔”が反響を呼んだ。

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