渡辺正行「本当に天才だと思った」3人の芸人 あの伝説の番組で鍛えられた若手時代「この中で勝つには…」

2023年06月13日 20:38

芸能

渡辺正行「本当に天才だと思った」3人の芸人 あの伝説の番組で鍛えられた若手時代「この中で勝つには…」
渡辺正行 Photo By スポニチ
 お笑いトリオ「コント赤信号」の渡辺正行(67)が10日放送のTOKYO FM「SUBARU Wonderful Journey~土曜日のエウレカ~」(土曜後5・00)に出演し、「本当に天才だと思った芸人」について語る場面があった。
 番組パーソナリティーの「麒麟」川島明から“仕事で影響を受けた人物”について聞かれ、「やっぱりひょうきん族のメンバー、たけし、さんま、紳助、この人たちは本当に天才」と「オレたちひょうきん族」(1981~89年放送、フジテレビ系)で共演したビートたけし、明石家さんま、島田紳助さんを挙げた渡辺。「ひょうきん族」の当時、赤信号は「ポッと出の新人」で、漫才ブームを巻き起こしていたたけしらに対して「この中で俺らが勝つにはどうしたらいいか」と考えていたという。

 「タケちゃんマン」のコーナーは芸人たちが“自分が!自分が!”とアドリブでグイグイ行っていたといい、「この中で俺たちは勝てないな…ここで戦うのはやめよう」と感じていた。それでもドラマのパートでは真面目にしっかりやることを心掛け、ディレクターから「こいつらは使えるな」と徐々に認められていったそうだ。

 ある時、ドラマの中のやり取りでさんまがいきなり「渡辺刑事、浜松の女はどうした?」とアドリブをぶちこんできたことがあった。当時浜松在住の女性と交際していた渡辺は台本にないさんまの質問にアタフタ。「浜松の女性がいまして、お付き合いとか…」と焦ってしどろもどろになるもその部分がオンエアされたそうで、「こういうところが使われるんだ。出番が多くなるんだ」と気付いたという。そこで次からは収録前の楽屋で「昨日も六本木で女子大の子と飲んで…」とさんまに“ネタ”を振ったそうで、「そういうやり方を教えてもらった」と若手時代を振り返っていた。
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