えなりかずき「僕の認識としては」くりぃむ上田が語った沖縄2人旅での“だってしょうがない”エピに猛反論

2023年06月14日 10:45

芸能

えなりかずき「僕の認識としては」くりぃむ上田が語った沖縄2人旅での“だってしょうがない”エピに猛反論
えなりかずき Photo By スポニチ
 俳優のえなりかずき(38)が、13日深夜放送の中京テレビ「太田上田」(火曜深夜0・59)にゲスト出演。「くりぃむしちゅー」の上田晋也(53)が話した沖縄2人旅でのエピソードに猛反論した。
 親交の深い、えなりと上田は今年2月、2人で沖縄へプロ野球キャンプを見に行ったといい、その際のエピソードを上田が以前、この番組で語っていた。そのエピソードというのが、えなりが帽子のツバをほとんど下げず浅くかぶり、さらに「こっちが(ネタとして)振ってないのにやたら“だって、しょうがないじゃないか”を言いたがるの」とえなりのモノマネとして知られる名セリフを自ら口にしていることから、周囲に身バレしやすいというものだった。

 このエピソードについて、えなりは「上田さんが嫌がる話かもしれないですけど、あの裏には上田さんの優しさが隠れてるんです」と語った。というのも、えなりが「だって、しょうがないじゃないか」と自身のモノマネワードを自ら言い始めるようになったきっかけとして「上田さんにお誘いいただいて、上田さんと(明石家)さんまさんと菅(賢治プロデューサー)さんとか大御所3人のゴルフに交ぜていただけるようになったんです」とさんまらとのゴルフだったとした。

 大御所3人とのゴルフでえなりが気後れしないように「さんまさんがパターンを作ってくださった。僕がミスショットをすると“お前、何でそんな打ち方したんや”“だって、しょうがないじゃないか”ってパターンを作ってくださったんです」とボケのパターンをさんまが作ってくれたことから、えなり自ら「だって、しょうがないじゃないか」を言うように。

 ただ、ある時、フェアウェイを歩いているえなりに上田が近づき「えなりくん、“だって、しょうがないじゃないか”ってなるべくオーソドックスに言った方がいいぞ。さっきは、こねくりまわすというか変な風に言ってたから、そうすると聞いてる方も求めてるのと違うなって感じになるから、なるべく特に1日の一発目はオーソドックスに行け」とアドバイスを受けた。

 このアドバイスにえなりは「僕、悩み始めたんです。“だって、しょうがないじゃないか”って元々、僕が言い始めた言葉じゃないから。元々はモノマネのホリさんが、えなりが言ってそうだなってことで“そんなこと言ったって、しょうがないじゃないか”って言ってくださった」と自分の持ちネタじゃないことから「オーソドックスって何だろうって。分からないわけですよ」と悩み出したという。

 それでも「上田さんが“こっちの方が面白いよ”って言ってくださった方を目指した方が絶対に面白いから、上田さんが言うオーソドックスを目指して僕はずっと普段から練習してるわけですよ」と「だって、しょうがないじゃないか」のフレーズをいつでも練習しているのは、上田の一言がきっかけだったと明かした。

 だからこそ、沖縄2人旅での「だって、しょうがないじゃないか」発言で身バレしたことについても「僕の認識としては“だって、しょうがないじゃないか”って僕が言うと、“いやいや、えなりくん。そこはもうちょっと音が高い方がいいぞ”“いやいや、それは力入りすぎ。抑えて”っていう演技指導の時間だったんです」と訴えた。「上田さんの前に行ったら1日1回は“だって、しょうがないじゃないか”をやるって決めてるんです。現実として周りがそれで(2人の存在に)気付くってあるのかもしれないけど、僕としては関係ない。(上田という)演出家の前で役者(のえなり)が“セリフ、こんな感じでどうでしょうか?”って」とあくまで上田の助言を受けたからこその演技指導だとした。

 この話を聞いた太田光が「そうやって、えなりの逸話を面白おかしくやってるんだ」と上田をイジったものの、上田は「俺は事実だけを言ってるの」とえなりの反論を否定し、笑っていた。
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