中止で波紋の「近代麻雀水着祭」主催者が経緯説明「運営上の責任は全て弊社」 一部のルール違反も「事実」

2023年06月14日 16:11

芸能

中止で波紋の「近代麻雀水着祭」主催者が経緯説明「運営上の責任は全て弊社」 一部のルール違反も「事実」
近代麻雀学院ツイッター(@GakuinKinma)から
 今月24、25日に予定されていた「近代麻雀水着祭2023」の中止となったことで波紋を呼んでいる、麻雀女子育成企画「近代麻雀学院」公式ツイッターが14日に更新され、改めて経緯を説明し、謝罪した。
 公式アカウントでは9日にイベントを中止にすることを文書で発表。参加予定だったグラビアアイドルやファンらが困惑のコメントするなど、波紋を呼んだ。

 この日は「お詫び」として改めて文書を掲載。「近代麻雀水着祭2023開催中止に関しまして」として「この度は弊社主催イベント『近代麻雀水着祭2023』開催中止についてのご報告をさせて頂きます」と改めてイベントの中止を報告した。

 そのうえで「『近代麻雀水着祭』は株式会社竹書房発行の雑誌『近代麻雀』の誌名を使用し、2018年6月より弊社にて運営している撮影イベントです。会場側や参加タレントとの交渉、イベントの進行等に関してはすべて弊社が行なっており、運営上の責任は全て弊社にあります」と主催者として責任を認めた。

 また「開催会場のしらこばと水上公園撮影会開催ルール、許可条件に関しましてはモデルの服装、ポーズについて、撮影場所、園内でのルールが記載されており、直近では本年2月に公園管理事務所より提示されておりました。未成年者に関しましては許可条件の中に出演者の年齢制限などの記載は無く、弊社も埼玉県越谷警察署生活安全課に確認をして、法的に問題はないとの意見を受け出演に至っております。その他ルールに関しましては開催ごとに現地会場にて事前に公園担当者様と話し合い、運営等に関しましても協議の上進めて参りました。しかしながら本年4月29日・30日に開催された『近代麻雀水着祭2023』及び過去の開催においてそのルールが徹底されておらず、報道にもある通り、6月24日・25日に開催予定だったイベントにつきまして、6月8日に『しらこばと水上公園』側から会場使用の不可が通達された次第です」と経緯を説明した。

 続けて「ルールに関しまして、一部の出演者のポーズについての条件及び禁止区域での撮影条件について適正でなかった事は事実であります。また、未成年者の出演に関しましては法的な問題は然り、世論を軽視して出演許可した事実に関しましての責任は重く、深く反省しております」とつづり、「これらによりお客様、出演者ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と詫びた。

 「弊社といたしましては、沢山の方に撮影イベントというものを認知して頂きたく、ファッションショーの同時開催や女性の入場を無料化するなど、発展の為に取り組んで参りました」とも。「今回の件を肝に銘じ今後は二度とこういったことが起きないよう、ご意見ご指摘の件に関しては真摯に受け止め、改善に向けチェック体制を強化し、再発防止に全力で取り組んで参ります。全ての皆様にご迷惑おかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と重ねた。

 イベントをめぐっては日本共産党埼玉県議会議員団が6日、ツイッターで「埼玉県営公園で女性の水着撮影会が行われます。未成年も出演するという情報については調査中です。城下のり子・伊藤はつみ・山﨑すなお県議は、本日、都市公園法第1条に反するとして、貸し出しを禁止するよう県に申し入れました」と投稿。この日、「『水着撮影会』について都市整備部公園スタジアム課から確認しました。指定管理者より主催者に、中止を申し入れたそうです。理由は『貸し出し条件が守られていないことが主催者のHPより確認されたため』です」と説明していた。
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