広末涼子のW不倫、慰謝料どうなる?北村晴男弁護士が解説「金額は決して多くありません」

2023年06月16日 10:11

芸能

広末涼子のW不倫、慰謝料どうなる?北村晴男弁護士が解説「金額は決して多くありません」
北村晴男弁護士 Photo By スポニチ
 弁護士の北村晴男氏(67)が、16日までに公式YouTubeチャンネルを更新。女優の広末涼子(42)が人気レストラン「sio」のシェフ・鳥羽周作氏(45)との不倫交際を認めたことについて、弁護士の立場から双方の慰謝料について分析した。
 北村氏は「広末涼子W不倫 裁判になった場合 慰謝料はどうなる?」と題する動画を投稿し、今回の問題について視聴者からの質問を取り上げた。

 「既婚者同士の不倫ということで双方の配偶者それぞれが何かしらの慰謝料請求が可能」としたが「ただ、金額は決して多くありません」と回答。理由として「その不倫関係によって家庭が壊れた…つまり、離婚に至った場合でさえ、裁判上は200万円を基準とする慰謝料額ということになる」と解説した。「離婚に至らなかった、自分の配偶者が不倫行為をして傷ついた…というだけですと、100万円はいかない。80万円か、これを切るような慰謝料額ということになる」と説明した。

 基本的に、不倫による訴訟を起こすことについては「裁判をすること自体は、あまり…というか、全く、私個人の考えですけど、弁護士としては全くオススメできない」と告白。自身の依頼者には「費用倒れに近くなるし、裁判というのをやるとストレスが半端ないですから。さまざまな情報をお互い主張し合いますので、その主張を見るたびにつらいことが思い出されたり、さらにつらい思いをしたりということばかりなので、私は相談を受けたら、必ず“やめた方がいい、何のプラスにもならないですよ”というお話をするケースですね」と私見を述べた。

 この動画には「不倫はあかんね。被害者が納得いく判決になればいいと思います」「家庭が崩壊してもベースが200万ってなんだかなあ」「その金額は明らかに安すぎますよ…」と、さまざまなコメントが寄せられた。

 仕事の面では、広末はCMに起用していた日本和装やキリンビールなどの企業4社が公式サイト上からCM動画や写真を削除。広末のCM出演料は「1本約5000万円」(広告代理店関係者)とされ、総額2億円の仕事を失い、契約条項によっては賠償金を請求される可能性もある。
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