「どうする家康」佐藤浩市 2年連続大河に驚き!上総広常→真田昌幸「従来と違った側面」自身初の戦国大河
2023年06月16日 13:21
芸能
佐藤の大河出演は、坂本竜馬役を演じた90年「翔ぶが如く」、源義家役を演じた93~94年「炎立つ」、芹沢鴨役を演じた04年「新選組!」、上総広常役を演じた22年「鎌倉殿の13人」に続き5作目。いわゆる戦国大河は自身初。三谷幸喜氏が脚本を手掛けた大河を除くと、約30年ぶりとなる。
真田昌幸は。太平の世に移る中、戦国乱世の遺物のような存在。小国ながらも徳川をはじめ列強を手玉に取り、生き残りを図る反骨不屈の男。「表裏比興の者(表と裏を使い分けるクセ者)」とも呼ばれ、武田信玄譲りの謀略を使い、徳川家康(松本潤)に幾度も苦杯をなめさせる。息子たち家族を溺愛し、関ケ原合戦に際しては長男・真田信幸(吉村界人)と敵味方に分かれる苦渋の決断を下す。
“戦国乱世、最後の怪物”に挑む佐藤は「真田昌幸はいわゆる『策士』と言われている人で、面白いエピソードがいくつか残っています。例えば関ケ原の合戦の時、敵方の伝令から『城を通してほしい』と言われて、面白いからとそのまま通過させたとか。ただ、まことしやかなそういう噂が本当のことだったかどうかは、実際のところは分かりません。でも、ドラマを見る方がどういうふうに受け取るかも含めて、楽しく見せたいと思っています。皆さんが持っているイメージを膨らませるのか、逆に全く違った見せ方にするかっていうことが、僕らの仕事なので」と意気込み。
「そういった遊びができるかどうかは、もちろん脚本次第ではありますが、従来とはどこか違った真田昌幸の側面が出せたら面白いかなと。皆さんが期待しているであろう、昌幸の老獪さは、十二分に感じていただけると思います」と早くも手応えを示した。
2年連続の大河出演には「驚きました」としながらも「ただ、座長の松本潤さんのことは昔から知っていますから、何かご縁があれば、お手伝いできたらなという思いはありました。ですから、お話がきた時は『微力ながら参じます』と、そういう気分でした。これまで僕は、三谷さんの作品では『新選組!』で芹沢鴨を、『鎌倉殿の13人』で上総広常をやっていますが、それとは全く違った出方の中で、お客さんに楽しんでいただければと思います」とアピールした。