永山絢斗容疑者を送検 車内では終始うつむき… 大麻取締法違反容疑 16日に異例の2度逮捕

2023年06月17日 09:00

芸能

永山絢斗容疑者を送検 車内では終始うつむき… 大麻取締法違反容疑 16日に異例の2度逮捕
<永山絢斗容疑者送検>送検される永山絢斗容疑者(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 警視庁は17日、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕した俳優の永山絢斗容疑者(34)を送検した。15日深夜に東京都目黒区の自宅マンションを家宅捜索し、乾燥大麻約1グラムを発見し、16日に逮捕した。今年1月に永山容疑者の知人から提供された情報をもとに、5カ月にわたって内偵捜査をしてきた。
 17日午前9時、永山容疑者を乗せたワンボックスカーが原宿署を出発。車内の永山容疑者は視線を前に向ける場面もあったが、終始うつむいていた。

 大麻はリビングにあったポーチの中からラップに包まれた状態で見つかった。スマートフォンも押収し、永山容疑者が常習的に使っていたとみて入手経路などを詳しく調べる。

 15日午後9時ごろ、捜査員数人が家宅捜索に入った。永山容疑者は16日午前0時すぎに捜査車両に乗せられ、警視庁本部で取り調べを受けた。午前4時半すぎに原宿署に身柄を移送された。

 永山容疑者は16日、2度逮捕された。なぜこんなことになったのか。元麻薬取締官の広畑徹氏は「家宅捜索に入った現場から新たに薬物が出てきたら、その現行犯で逮捕するのがセオリー。警察は4月分の勾留期限が切れる時に15日分の容疑で再逮捕しようと考えたが、検事に“現行犯が優先”と突き返されたのではないか」と指摘した。

 一方で「4月分は、情報提供者が提出したか、ゴミなどから微量のカスが見つかったものだろう。押収量が微量すぎた可能性もある」と推測。「いずれにしろ、少しずさんな捜査だった印象がある」と指摘した。

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