劇団ひとり　迷惑動画拡散で「スシロー」の6700万円賠償請求に私見「抑止としてやっぱり必要だと思う」

　お笑いタレントの劇団ひとり（46）が17日、テレビ朝日「中居正広のキャスターな会」（土曜正午）に出演。大手回転寿司チェーン「スシロー」の岐阜市内の店舗で、客の少年が卓上のしょう油差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題で、スシローを運営する「あきんどスシロー」（大阪府吹田市）が岐阜県の少年に対し約6700万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴したことについて私見を述べた。 　訴訟記録によると少年側は、なめた行為を認めて反省の態度を示す一方、請求棄却を求めて争う構えを示している。

　この件について、意見を求められた劇団は「今回のやつは抑止としてやっぱり必要だと思う」と見解。「経営側はわからないけど、少年はこういうことを犯しちゃったけど、反省しているみたいなので言ったほうがイメージがいいわけだから。今回は経営者側もいろいろ言われちゃっているけど、回転寿司界を背負ってるから、他にも今後、起きないように。ある種、嫌われ役を買って出ないといけない」と続けた。

　SNSの使い方についても議論が出る中、劇団は「小学校の時にSNSっていう授業を作ったほうがいいですよね。どういう動画を撮ればいいか、はっきりやらないと」と主張した。