黒柳徹子 「徹子の部屋」48年で同じ衣装なし 1通の投書で決意「毎日同じようなものは着られない」

2023年06月17日 21:19

芸能

黒柳徹子 「徹子の部屋」48年で同じ衣装なし 1通の投書で決意「毎日同じようなものは着られない」
黒柳徹子 Photo By スポニチ
 女優の黒柳徹子(89)が、17日放送のテレビ朝日系「大キョコロヒー」(後6・30)にゲスト出演し、自身が司会を務める同局系「徹子の部屋」へのこだわりを明かした。
 前身番組の「13時ショー」を経て、1976年に「徹子の部屋」がスタート。初回ゲストは昭和の盟友・森繁久彌さんだった。黒柳の衣装は、ゲストに合わせて自らチョイス。黒柳が司会を務めた「ザ・ベストテン」に憧れて歌手になったという平井堅が出演した時には、同番組の最終回で実際に着た衣装を用意し、平井を感激させた。

 衣装には特にこだわりが強い黒柳。48年の放送で、同じ衣装を着たことが1度もないと明かし、出演者たちを驚かせた。番組では、ゲストが過去に出演した際のVTRが流されることが多く、「その時に同じものになっちゃうと嫌じゃないですか?始めから毎日替えようと思って」と明かした。

 厳密には「1週間くらいずつ替えればいいかなと思っていた」が、1通の投書が黒柳の心に刺さったという。「手紙が来て、“父の看病でずっと家にいますので、あなたのお召しになっている洋服に凄く興味があって、毎日デザインを描いてます。デザイナーになりたくて”と」。懸命に父の看病をしながら、夢を追う人の思いに、黒柳は感動。「それを聞いたら、毎日同じようなものは着られないと思って。1週間目くらいから、毎日違うものを着るよう心掛けて(いる)」と心動かされたことを明かした。

 48年で着た衣装は「1万何千枚ですかね?着ました」と振り返り、「大変です」と笑った。
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