藤井聡太叡王 ポナンザ開発者・山本一成氏と対談 乗用車の自動運転実現に興味津々

2023年06月17日 12:06

芸能

藤井聡太叡王 ポナンザ開発者・山本一成氏と対談 乗用車の自動運転実現に興味津々
山本一成氏(右)と対談した藤井聡太叡王 Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太叡王(20)=王将、竜王、名人、王位、棋王、棋聖含む7冠=が17日午前、千葉県柏市で行われた第8期叡王戦記念イベントで、自動運転EV量産を目指すチューリングの山本一成代表取締役と対談した。
 山本氏は将棋の強豪アマで、叡王戦の前身・電王戦ではAIソフトのポナンザを開発し、17年には佐藤天彦名人(当時)に2連勝するなど話題を呼んだ。現在は柏市内で乗用車の完全自動運転実現に向け、日々開発に努めている。

 将棋の研究にAIを採り入れていることで有名な藤井は自動運転にも興味津々。師匠の杉本昌隆八段の車に同乗した際「運転が下手だったので、それを見て運転免許(取得)はやめておこう」と苦笑交じりに明かし、「なので自動運転の実現を心待ちにしてます」と期待を寄せた。自動運転の完全実現化の時期について「現状では高速道路など特定の条件下での自動運転というところまで実現している。高速道路と違い、一般道は判断する要素が飛躍的に増えるので難しいところが多い」と分析。それをふまえて「自分の感覚では5年後とか、かなと」と踏み込んだ予想を披露した。ちなみに専門家の山本氏は「7年後の30年が量販化の目標」としている。
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