大人気漫画家が「緑のおばさん」に?! 「武蔵境のイトーヨーカドー前で実は人知れずやりまして…」 

2023年06月18日 11:50

芸能

大人気漫画家が「緑のおばさん」に?! 「武蔵境のイトーヨーカドー前で実は人知れずやりまして…」 
漫画家のヤマザキマリ氏 Photo By スポニチ
 映画化もされた大人気漫画「テルマエ・ロマエ」などで知られる漫画家のヤマザキマリ氏(56)が18日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演。車の運転でのトホホなエピソードを明かした。
 イタリアと日本を往復する生活の中、徐々に日本で過ごす時間が長くなっているというヤマザキ氏。コロナ禍で移動が制限される中「私は移動体質なので車でもないとたぶん息が詰まってしまうだろうという気持ちで車を買ったんです」。拠点とするイタリアでも運転は日常的にしており、日本でも様々な場所に車で出かけていた。

 しかし、日本の交通ルールに慣れていないこともあってか「調子に乗って運転してたらまあ捕まる、捕まる。すごい捕まる。なんでかなって思うんだけど。捕まえていいよって顔で運転してるのかしら」としょっちゅう違反切符を切られてしまったとボヤいた。

 時間帯規制のある一時停止などで標識を見落とした所を取り締まられてしまい「わかりにくいんですけど!って言ったら、じゃあわかる所まで見に行きましょうって言われたり。で、それを年間に何回も繰り返しちゃうとお手紙が来るんです」と違反者講習を受けることに。

 免許センターに行き、「いかにもうっかりしてそうなおじさんたちに私も交ざって」座学を受けた後、実習として「運転免許試験を受験するか、どっかの交差点に行って、緑のおばさんをやる」を選択できたといい、「私は緑のおばさんを選んだ」と実際に「武蔵境のイトーヨーカドー前で1時間ほど。実は人知れずやりまして」と路上に立ち、交通の安全確保にあたるボランティアをしたことを明かした。

 「タイミング間違えちゃったりとかいろいろんなことがあって…すごい社会勉強になりました。私以外の方、皆さん寡黙に目を合わせないようにしながらやってらっしゃいましたけど、私はどんな人が渡るのか面白いから喜々としてやるので、おじいさんにご苦労様です!って声かけられたりして」とそこはさすがの好奇心を発揮。

 一方で「ただ、そこに搬送されるまでの車の行き帰りの中で、ちょっとアルコール飲んだがために人生がなし崩しになったっていう人のドラマを見るんです。それがすさまじくて…それで私、府中から帰る車は時速30キロくらいで運転して。もう本当に気を付けて、私はこんな思いしたくない!と思いながら帰りました」と交通安全の大切さをしみじみ感じながら帰途に就いたといい、「交通ルールなんでも聞いてください!」と呼びかけて笑いを誘っていた。
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