和田アキ子　永山絢斗容疑者の逮捕に「なんでやるかねえ大人なのに…不思議」「ちゃんとけじめつけて」

　歌手の和田アキ子（73）が18日、TBS「アッコにおまかせ！」（日曜前11・45）に生出演。俳優の永山絢斗容疑者（34）が大麻を所持した疑いで、警視庁に逮捕されたことについてコメントした。 　今回、永山容疑者は来年のNHK大河「光る君へ」に主人公・紫式部の生涯のソウルメイトである藤原道長のおい・藤原隆家役で出演するはずだったが、NHKが降板を発表。出演映画「東京リベンジャーズ2　血のハロウィン編―決戦―」は30日に公開が迫っているが、番組の取材に対し配給元は「現時点では、何もお答えできることがありません。コメントは差し控えさせていただきます」と答えたとした。

　和田は「こんだけ周りでダメだ、ダメだって毎回他の芸能人の時も言って。ダメだって言ってんのに。やったら自分だけじゃなくて他の人にも迷惑がかかるって分かってんのに。共演者にも迷惑かかるのに、なんでやるかねえ大人なのに。不思議」と首をひねった。

　映画については「こういうので、自分をかけてる役者さんもいると思うの。それで一生懸命役に入って。そういう人たちにも迷惑かけてるっていうことやから。自分のやったこと分かってんのかなあ」とコメント。公開を望むファンも多いと聞かされると、「いや、そういうこと考えると、自分の行動に責任持たんと。だって、他の人に何回も言うけど迷惑かかってるってことでしょう。映画が放映されないって言ったら、いろんな利権の問題とかいろいろあるんじゃない」と心配した。

　「いやでもどういえばいいかなあ。やっぱりこの世界にいるとね、人には分からないセリフの言い回し方の悩みとかね、いろいろあると思うねん。うまくいかない人でもちゃんと何もなかったように接しなあかん、こういうことはいっぱいあるけれども。えっ、大麻ってなんか忘れられんの？何なんだろう。なんか高揚するのかなあ。嫌だったことが忘れられるとか。ハッピーな気分になるのかなあ」「残念だねえ」と話した。

　また、永山容疑者の兄で俳優の永山瑛太が「俺は許さない」とコメントしていると伝えられると、「そりゃまたコメントのしようがないですよね。こういうことによってね。兄弟っていうのは関係ないもんね。一個人としてだから、役者って言うのはねえ」と続けた。

　「まあその刑の執行はともかく、やったことがやっぱりダメですね。警察も凄いですね、ちゃんと前から尾行したりして」とも語ると、「映画、放映されるといいねえ。みんなに迷惑かけて…」と願っていた。

　最後には「でも今からでも遅くないからね、自分がどんだけ迷惑かけたっていうことで、もうちゃんとけじめつけて、真面目にまい進してほしいですね」と結んだ。