永野芽郁 女優引退を考えた過去…忙し過ぎて「記憶残ってない」 朝ドラヒロイン後は「体も心もボロボロ」
2023年06月18日 19:11
芸能
仕事のオファーはうれしいが、普通の高校生らしい生活を送りたいという願望もあった。当時は友人と遊ぶことが一番楽しかったそうで、「普通のことがしたくて。制服でディズニーランド行きたいとか」。忙し過ぎて心の余裕がなく、「みんなが遊んでいるのを知ると置いてかれる感じがして悲しかった」と当時の心境を明かした。
ついに限界に達し、所属事務所の社長や会長に「もう辞めます!」と直談判したこともあった。社長らは「分かった、いいよ」と受け止めてくれたが、当時のチーフマネジャーから「最後に受けてみたら」と勧められたのがNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(18年放送)のオーディション。最後の記念のはずがヒロイン役を勝ち取り、「私だけじゃなくて誰も予想してなかった出来事だったので“えっ嘘でしょ?”って」と当時の驚きを語った。
18歳で演じた朝ドラのヒロイン。現場では初挑戦の連続だったといい、10カ月間の撮影期間は「スケジュールがめっちゃ大変。本当に先が見えない」日々だった。撮影が終了した時は「もう1回ヒロインをやりたい」とプロデューサーに言ったほど達成感があったが、1週間が経つと「体も心もボロボロなことに気付いた」。再び女優を辞めたいと社長に話すと「芽郁がこの業界に向いている人だと思うから、辞めるじゃなくて休む選択肢を取ったら?」と提案されたという。それを受けて1週間後にハワイへ行き、1カ月の休暇で前向きな心を取り戻したそうだ。