月亭方正“スベリ芸”に苦しんだ過去「おもんないとか言われるのが受け入れられなくて。辛かったです」

2023年06月18日 22:36

芸能

月亭方正“スベリ芸”に苦しんだ過去「おもんないとか言われるのが受け入れられなくて。辛かったです」
月亭方正 Photo By スポニチ
 落語家の月亭方正(55)が18日、日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。“ヘタレ アホ スベリ芸”を受け入れることになったきっかけを明かした。
 方正は“ヘタレキャラ”について聞かれると、初めて出たという92年~93年にTBS系で放送された「生生生生ダウンタウン」とうい番組を振り返った。同番組はダウンタウン、今田耕司、東野幸治、木村祐一らが出演。方正は「生放送で、ゴールデンで。みなさん、面白いんですよ。そしてその時に僕にキャラクターをつけなきゃならん。それで商品にしよう。その時についたキャラクターが“ヘタレ アホ スベリ芸”。この3つをつけていただいて、商品にしていただいたんです」と語った。

 だが、「若いですしね。23、4…、僕が悪いんですけどね。結局、僕が普通にできへんかったから。まだアホとヘタレは受け入れることができたんです。でも、おもんない、スベリ芸だけが受け入れられなくて。小さい時から、おもろいおもろいって育って、学校でもおもろいなあって言われて。この世界はいるときも頑張れ方正できるでって言われて。それが、おもんないとか言われるのが受け入れられなくてすっごく苦しみましたね」と明かし、「収録終わって家帰ったらね、枕に『わぁ~!』って。涙ボロボロ出て。辛かったです」と振り返った。

 だが「でもちょっと待てよ。ここでやめたら、あいつほんまにおもんなかったからやめたんやって思われる、それだけでおしまい。こんな悔しいことないなと思って。一回、考え方全部取っ払って受け入れようって。おもんない。よし、受け入れようって」と振り切ったと語った。
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