「らんまん」丈之助まさかの貞子乱入!ネット泣き笑い「月曜から最高」万太郎&寿恵子が異色プロポーズ合戦

2023年06月19日 08:15

芸能

「らんまん」丈之助まさかの貞子乱入!ネット泣き笑い「月曜から最高」万太郎&寿恵子が異色プロポーズ合戦
連続テレビ小説「らんまん」第56話。プロポーズが成功し、寿恵子(浜辺美波)を抱き締める万太郎(神木隆之介・右端)。見守る丈之助(山脇 辰哉・左端)はこの表情(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第56話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第56話は、舞踏練習会の発足式を抜け出したドレス姿の寿恵子(浜辺美波)が現れ、十徳長屋は大騒ぎ。万太郎(神木隆之介)は寿恵子に「日本中の植物を明らかにして図鑑を作る」という目標と、彼女への愛を真っすぐ伝える。2人は気持ちを確かめ合い、共に生きていく決意を固める…という展開。

 万太郎は植物学が自分の使命だが、研究や図鑑の発行には莫大な金が必要だと説明し「あなたには苦労をかけます」とぶっちゃけ。竹雄(志尊淳)が口をふさごうとしたものの、プロポーズは続く。

 「ほんじゃき、わしには、あなたが必要ながです!勝手な、勝手な言い草じゃと、分かっちょります。けんど、わしは寿恵子さんを、好きだがです。どうしようもなく。ひと目会うた時から、心に決めちょりました。理屈じゃないき。寿恵子さんに会えると、その…うれしい!花が日差しを待つように、水を欲しがるように、わしという命には、あなたが必要ながです。あなたが、わしの、わしのそばにおってくれたら、わしゃ、どんなことでも、成し遂げられる。わしと、生きてください」

 そこへ長屋の住人、東大の落第生・丈之助(山脇辰哉)が突如「それって、万ちゃんの都合だよね」と乱入。寿恵子に再考を促した。

 寿恵子は「そうですね、確かに、槙野さんのご都合です。だから、私も自分で決めます」とし「あなたは草花の道を、ひたすら突き進んでいく。全速力で。そんなあなたと並んで走るなんて、大冒険です。あなたとなら、毎日、今日を生きるだけで、ひたすら大冒険なんです。私、あなたが好きなんです。だから私、性根を据えなきゃ!あなたと一緒に、大冒険を始めるんだから」「その代わり、約束して。図鑑、必ず完成させてください!」――。

 寿恵子は愛読書、滝沢馬琴の「里見八犬伝」が傑作だと熱弁。すると、丈之助は壁の穴から部屋に侵入しながら「子どもの頃、いつまでも蔵の中で読んだ、あの面白さは忘れられない。でも、それじゃ日本人はいつまでも世界には通用しないんだよ。愛着があるからこそ、引きはがして捨て去らなきゃ。見てな、これから新しい作家たちがどんどん出てくる。馬琴を!葬り去るために」とヒートアップした。

 いつの間にか文学論となり、寿恵子は「完結した物語は生き続ける。でも、完結してなきゃダメなんです」と断言。「だから、槙野さん、約束して。日本中すべての草花が載った図鑑、そんなものができたなら、見てみたい。そばに置きたい。気になった草花の名前を、私も知りたい。その図鑑は、100年経っても色褪せない!必ず、やり遂げてください」。万太郎は「はい!一生かけて、必ず、やり遂げてみせます!あなたと、あなたと作り上げる!」と寿恵子を抱き締めた。

 丈之助は「お寿恵ちゃん、男前!オレを嫁さんにしてくれ!」。寿恵子は「ダメです。私は、万太郎さんのものですから」。丈之助は外に飛び出し「小説に書いてやるー!」と絶叫した。

 第45話(6月2日)、寿恵子不在ながら、万太郎が母・まつ(牧瀬里穂)に宣言したのに続く異色のプロポーズとなった。

 SNS上には「月曜朝から泣いて爆笑した~」「月曜から最高に盛り上がってくれるわい!」「一見感動的だけど、ちょっと勝手じゃない?となる告白、丈之助さんがキッチリ突っ込んでくれた」「ひろゆきみたいなことを言うんじゃないよw」「貞子かw」「壁から出てくる貞子状態」「馬琴オタ、東大生を言い負かす」「名古屋の天才(丈之助)、邪魔してるように見えて、実はある意味、一番のキューピッド」「朝ドラ史に残るようなヒロインからのプロポーズシーン」「プロポーズ承諾の場面でも熱く推しを語る寿恵子ちゃん最高。だからこそ究極オタクの万太郎を選んだのがよく分かる」などの声が続出。視聴者の涙と笑いを誘った。
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