松本明子　レンタカー事業を始めたお人好しすぎる理由「芸能の仕事がなくなっても大丈夫なように」

　タレント松本明子（57）が、21日放送の日本テレビ系「モストバリュアブル芸能人」（後9・00）に出演し、レンタカー事業にまつわる裏話が明かされた。 　テーマ別に「芸能界で最も○○な人」を表彰する特番で、松本は「芸能界一、性格がいい人」のコーナーで登場。2021年ごろから副業でレンタカー事業を始めた松本は、「そういうのがあったら、交通費も宿泊代も節約できるんじゃないかなと思って。大学生や若いカップルとかに利用してもらえるんじゃないかと思って副業を（始めた）」と、理由を説明した。

　番組には、松本のドライバーを28年務め、この事業にも携わっている廣田芳直さんも出演。「おせっかいぶりがひどくて」と苦笑いで明かした。松本はお人好しなあまり、有料オプションをサービスで出してしまうといい、経営は大赤字に。松本は「“どうぞどうぞ、無料で付けますんで”って言っちゃうんで、“それだと困りますよ”と、いつも廣田さんに怒られる」と話した。

　そんな中、番組では松本の小中学校の同級生にも取材。実は、松本がレンタカー事業を始めたのには、もう一つの大きな理由があるという。それは、廣田さんのためだった。コロナ禍で松本の仕事が激減した際、廣田さんの収入もほぼゼロに。事業を興したのは、松本に仕事がなくなっても、廣田さんが生活できるようにという配慮もあったという。

　その事実を知らなかった廣田さんは、「びっくりしました」と絶句。松本は「芸能の仕事がなくなっても大丈夫なように頑張りたいと思います」と決意を口にした。