松井一郎氏、国会議員の好待遇改善を提案 増税やむなし見解も「君たち、やりすぎやろ?と」
2023年06月22日 19:37
芸能
これについて松井氏は「委員長手当なんて、あんなの当たり前のこと。給料は給料でもらってるわけだから、歳費を」と、廃止に大賛成。「委員長というポジションに就くと、その手当が1日、委員会がない日もですよ?1日6000円。委員会もないのに、委員長になったからって日当をもらえる」。開催日以外にもなぜか毎日支払われるという、民間では考えられない超厚遇に、松井氏は「何の手当や?」と疑問を呈し、「大阪ではとっくの昔にやめてます」とも明かした。
また、一部委員会の存在意義にも首をかしげた。「委員長だと車が付く。運転手付きの、黒塗りの。この車、自由に使えるから、ほとんど開会していない特別委員会とかも、やめない。その委員会を。委員会をなくすと、委員長というポストがなくなるし、お金もなくなるし、車も使えない」。活動実態があまりない委員会が、存続し続けるからくりを説明した。
防衛費の倍増などで、大増税時代が到来するが、松井氏は「こういうお手盛りの特権のところをなくしてからやろ?増税は」と、国会議員の厚遇改善が先送りされている現状を指摘した。
自身は「完全に増税を否定するんじゃないです」という。「超高齢化社会で寿命が延びているし、社会保障費が伸びている。人口はどんどん減ってるわけで、若い人がどんどん減ってるわけだから、全部、現役世代がその分を担うとなったら成り立ちませんよ?」。増税の可能性もやむなしとの立場を示したが、「ある意味、社会保障を維持するためにも必要だけど、その前に君たち、これ、やりすぎやろ?と」と、国民の困窮度とは対照的な国会議員の好待遇に疑問を口にした。