「らんまん」母役・広末涼子が再登場 第2話の回想シーン予定通り放送 ネット納得の声も W不倫騒動渦中

2023年06月23日 08:07

芸能

「らんまん」母役・広末涼子が再登場 第2話の回想シーン予定通り放送 ネット納得の声も W不倫騒動渦中
広末涼子 Photo By スポニチ
 NHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は23日、第60話が放送され、人気シェフ・鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫騒動に揺れる女優・広末涼子(42)が回想シーンで再登場した。朝ドラ初出演となった広末は主人公の母・槙野ヒサ役を演じ、この日は第2話(4月4日)のシーンを挿入。主人公の人生に大きな影響を与えた重要な登場人物とあり、カットせず予定通りオンエアされた。SNS上には「この回想シーンは省略できないよねぇ」「あらためて回想を出すことで、母を思い出すバイカオウレンを印象づけ」などと納得の声も上がった。
 <※以下、ネタバレ有>

 俳優の神木隆之介が主演を務める朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第60話は、高知に里帰りした万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)を佐川小学校や裏山の神社に案内。神社には、白い光の粒のようにバイカオウレンが咲いていた。寿恵子が「このお花、お母様がお好きだったんですよね。優しいお母様でした?」と尋ねると、万太郎「そりゃあもう、うんと優しい母様じゃった」と語る。

 ヒサ「万太郎には、お父ちゃんも付いちゅう。見えんようになっただけで、万太郎のこと、ちゃんと守っちゅう」

 第2話のシーンが回想として流れた。SNS上には「この回想シーンは削るわけにはいかんかったろうね」「役に罪はないしな」「カットされなくて良かった」「やっぱ外せないよね、母子の絆」「バイカオウレンが出てきたら、ヒサの回想シーンは必須であるため、カットしなくて良かったと思う」などの投稿があった。

 第5話(4月7日)、病弱だったヒサは天国へ旅立ち。愛息・万太郎は母が大好きだった花の「名前を知りたい!」と植物学の道に進むことになった。

 広末は既にクランクアップ。スポニチ本紙の取材では、今後、重要な場面に“新規回想シーン”で再登場する。

 広末の再登場について、NHKの担当者は21日の定例会見で「出演者の選定にあたっては、自主的な編集判断の下、その都度、総合的に判断させていただいますので、それに基づいて判断していきたい」と言及。再登場の時期については「制作過程については、お答えを差し控えさせていただいきたい」としていた。
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