石原良純　亡き父・慎太郎さんゆかりの愛車と“再会”も「ほとんど乗った記憶はない」理由

　タレントで気象予報士の石原良純（61）が、23日放送のテレビ朝日系「ザワつく！金曜日」（金曜後6・50）に出演し、父の故・石原慎太郎さんにゆかりの車と画面越しの再会を果たした。 　5月12日の放送では、高級輸入車販売店「オートロマン」の話に。スーパーカーブームの1970年代当時、都内にあった同店舗には、数々のスーパーカーが飾られており、良純のみならず高嶋ちさ子、長嶋一茂も子供時代に夢中になっていたという。

　店は現在、閉業してしまったが、群馬県に店名と理念を継ぐ店が存在。番組があらためて取材に行くと、そこには慎太郎さんが乗っていたマツダのコスモスポーツが展示されていた。車を見るなり、良純は「あったあった！」と目を見開いて驚いていた。

　スポーツカー好きだった慎太郎さんが実際に購入した車で、同年に参院選に当選した際に初登院で国会に乗り付けたという、意味深い1台だった。

　ところが、この車の思い出を聞かれた良純は、「僕はね、ほとんど乗った記憶はない」と意外な返答をした。「うちの父親の時代って、“いい男はいい車に乗って、いい女を助手席に乗せるというのがステータスだ”と、子供4人もいるのに思ってた。あのおじさんは」と笑わせ、「だから、あんな車に子供を乗せるなんて、ありえないわけよ。おやじの美学の中で」と説明していた。