吉岡里帆 反響を呼んだ初めてのドラマでの悪役「本当に嫌いになった」の声で感じたこと
2023年06月25日 16:33
芸能
これに対し、吉岡は「初めてドラマで悪役をさせていただいた時に、凄く反響をいただいて」と悪女役が大反響となったTBSドラマ「カルテット」(2017年)について言及。当時、視聴者からは「“本当に嫌いになった”“悪女すぎて本当に嫌な気持ちにもなるし、凄く嫌いになったんだ!”っていうのをいっぱいいただいた」としながらも、「それが自分の芸能人生で凄い大事なターニングポイントになっていて」と告白した。
「自分は(演じた)その子がなぜそうなってしまったのか、本を読んでいると感じるところもある。誰よりも近くにいる状態なので。だから、どんなに嫌な、どんなに魅力がない役だったとしても、自分自身が全肯定するのが大事って凄い感じたので、“嫌い”とか“嫌だ!”とか自分は思わないようにしています。その中に面白みを見つけたり、チャーミングさを見つけたり、愛おしいとか何かしらを見つけるように(している)。日常でもそうするようなになったっていうか、対人においても」と明かした。
さらに、吉岡は「芸能の世界って波もあり、はやりやすたりもあると思うけど、私は毎回毎回の仕事を大事に思っていて、“これが最高だろう!”って思って参加している。いろいろな意見を言える時代なんだけど、自分だけでも自分が関わった作品に対しては“ここで最高の輝きを持っているんだ!”って信じたい」とに話した。
ただ、自分の作品を見返すのは「恥ずかしいの極み」とも。「恥ずかしいって言っちゃダメかもしれないけど、やり切ったらもうそれは見てもらう方のものっていうか。受け渡す感じで、後戻りできないっていう感じなので。ならばお好きなように…って献上する感じで」と苦笑した。