太田光　長期化するウクライナとロシア情勢に「この間広島に集まって立派な首脳があれだけいて…」

　お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光（57）が25日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」（日曜後1・00）に生出演。長期化するウクライナとロシア情勢について話した。 　ロシアの民間軍事会社ワグネルによる武装反乱が起こり、同会社の創設者・プリゴジン氏は24日、首都モスクワへの進軍停止を表明。懸念されていたモスクワでワグネル部隊とロシア軍が衝突する事態は回避される見通しとなった。また、プーチン氏は「交渉を拒否しているのはウクライナだ」とし、戦闘が長期化している責任はウクライナにあると一方的に主張。軍事侵攻の長期化は避けられない状況にあるという。

　長期化するロシアによるウクライナ侵攻に太田は「ここまで複雑な状態の中で、やっぱり国際社会とか西側諸国がどういう風に見るっていうか、今までの理屈でいうと兵糧攻めにしてってオリガルヒやなんかの財産も止めていって最終的にはロシアで革命が起きればいいなみたいな雰囲気が国際世論とか西側亜諸国にあったけど、本当にそれでいいんですか？そのやり方でっていう」とコメント。

　続けて「やっぱり俺はもっと長期化する前に和平交渉っていうものをセッティングできなかったものだろうかと。あれだけこの間広島に集まって立派な首脳があれだけいてみんなで話し合って、和平の道っていうのを…」「もちろんお互いに妥協しなければならない、だとしても戦争っていうものを一旦やめましょうよっていう提案すらできないのかっていうのは、あれだけの戦争を経験してきた中で、あまりにも単純にロシアとウクライナの問題を考え過ぎていたんじゃないかなという気がしてならない」と話した。