橋下徹氏 山手線“刃物”騒動に「持ち運ぶのであれば、ちゃんと梱包するか厳重管理して…」

2023年06月26日 09:03

芸能

橋下徹氏 山手線“刃物”騒動に「持ち運ぶのであれば、ちゃんと梱包するか厳重管理して…」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。山手線での“刃物”騒動について言及した。
 25日午後4時ごろ、JR新宿駅の駅員から「山手線の車内で男が刃物を振り回している」と110番があった。電車は新宿駅に停車。東京消防庁によると、この騒ぎで転倒するなどしたとみられる男性2人が病院に搬送された。警視庁新宿署が50代の外国籍とみられる男性から事情を聴き、詳しい状況を調べている。署によると、男性は席に座っていて、横に布のような物で包まれた刃物2本が置かれていた。刃体は長さ25~27センチ程度で、刃先が一部見える状態だった。自身を料理人だとし「勤め先の飲食店から刃物2本を持ち帰って電車に乗った」と説明。刃物が振り回されたとの目撃情報はなく、警視庁は刺されたり切られたりした人についても把握していないという。

 乗り合わせた乗客によると、停車した直後、多くの乗客が「きゃー」「逃げろ」と叫ぶなど車内はパニック状態だったという。JR東日本によると、午後4時前に車内の警報ブザーが押された。山手線と中央・総武線各駅停車が一時運転を見合わせ、約1万4000人に影響した。

 橋下氏は「銃刀法に違反していないというのは微妙な解釈でどちらにもとれるんです。刃渡り6センチ以上の刃物は持ち歩いちゃいけないと。ただ正当な理由がある場合だけは持ち歩いてもいいですよと。この正当な理由の中に一般的には料理人が持ち運ぶ場合には、これは正当な理由になります。包丁を買った一般の消費者が持ち運ぶ場合も正当な理由になる」と説明。その上で「僕は正当な理由の中には、持ち運び方も入れるべきだと思います。特に公共交通機関で多くの人が包丁の刃先を見れば…。外から見たら分かんないからこうなりますよ」と指摘。「銃刀法について今、警察は動いてないのかも分かりませんが、正当な理由の中に持ち運び方も入れるという考え方もあるし、僕はこれからはそうすべきだと思います。持ち運ぶのであれば、ちゃんと梱包するか厳重管理して刃先が見えないようにすべき。警察が警鐘を鳴らす意味で銃刀法で動きべきだと僕は思います」と自身の考えを述べた。
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