江頭2:50、大炎上したイベントを謝罪　「ルールを守れない大人が多すぎる」「エガちゃん何も悪くない」

　お笑いタレントの江頭2:50（57）が、26日までに自身のYouTubeを更新。25日に開催したイベント「エガちゃんねるマグロ祭り」について、運営側の不手際を謝罪し、動画の投稿を1週間休止すると発表した。 　このイベントでは、江頭が巨大マグロを釣り上げたため、ファンに食べてもらおうと開催。当日は実際に江頭が釣り上げたマグロではなく別のマグロとなったが、25日朝7時から築地本願寺で開催すると告知した。混雑が予想されるため、定員は1000人と決め、当日に整理券を配布すると呼びかけていた。

　告知の段階で、7時よりも早く並ぶことをやめるように呼びかけて、前夜から並んだり、早朝に訪れることを禁止としていた。

　だが当日は、7時の段階で大行列ができており、約束を守って7時に会場に着いたファンは整理券を手にすることができなかった。この件に関し、ネット上では不満の声が続々と上がっていた。

　イベント当日の夜、「大炎上した件について」と題する動画を投稿。「ルールを守ってくださった方々に整理券が回らなかったということがありました」と謝罪した。

　当日、6：15にスタッフが会場入りすると、築地本願寺にはすでに300人ほどが集まっていたという。会場側に「今いる人たちには一度出てもらいませんか？」と打診したところ、会場側は「出てしまうと築地の方に迷惑がかかってしまうので、逆にこのままいてもらった方がいい」と判断。既に集まっている人に対し、打つ手がなかったという。

　その後も続々と人が集まってしまい、6：45の段階で800人ほどが会場に集結。人がごった返す会場を見て「このまま案内をしないとパンクして事故になってしまう」と判断し、整理券配布に至ったと説明した。

　スタッフはこの判断について、「ルールを守ってくれた人に渡らなかった。本当に、正直者が馬鹿を見るという形になってしまって、本当に申し訳ないと思っております」と謝罪。江頭も「あたおか（視聴者）のみんな、すみませんでした」と頭を下げた。

　スタッフは「みんなに喜んでもらいたいと思って始めたマグロ祭りが、結果として多くの人を悲しませることになってしまったというところが、反省と悔しい気持ちがある感じですね」と吐露。「事前に抽選にすればよかった」「早い者勝ちのシステムは、今後は絶対やめたほうがいい」「急いでやってしまった」と次々と反省点を口にし、「体制を見直した方がいいのではないか…ということで、1週間ほど動画を休ませていただこうかなと思います」と、7月の最初の1週間、動画の投稿を休止すると発表した。

　「詰めすぎちゃってたところもあったと思うので、余裕を見て建て直します。なので、7月に入ってから1週間、動画をお休させていただきます」と報告した動画に、ファンからは「なぜ、いい大人が決められたルールを守れないのでしょう」「私は悲しい思いをした一人です。残念でしたが当たり前のルールを守れる自分で良かったと思います」「今回のことを教訓にして更に面白い企画を提供してくれるのだろうなと思います」「こんなに悲しく、虚しく、無駄な動画を作らせるようなルールを守れない人間がそんなにも多かったとは…何とも情け無い…チーム、スタッフ、関係者の皆様本当にお疲れ様でした」「ルールも守れない大人が多すぎる。イベントなど行きたいが、マナーのない人間がいてイライラするのが嫌だから行かない。エガちゃんたちかアタオカのためにやった事なのに謝ることになり残念」「築地市場に迷惑をかけない事、事故を起こさない事を優先したのは正しい判断です。あれだけ人数の中、事故が起こらなかったのは素晴らしいです」「あたおか達がルールを守ってくれると信じて開催したんだと思う。少しでも皆を喜ばせたいという気持ちを考えると胸が痛い」と、さまざまなコメントが寄せられた。