橋下徹氏 山手線の刃物騒動受け銃刀法の解釈追加を提案「梱包していない限りは正当な理由なしで」

2023年06月26日 15:55

芸能

橋下徹氏 山手線の刃物騒動受け銃刀法の解釈追加を提案「梱包していない限りは正当な理由なしで」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が26日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、25日にJR山手線の車内で起きた刃物騒動と銃刀法について見解を示した。
 25日午後、山手線の車内で刃物を持った人がいるとの通報があり、車内の混乱で男性2人が転倒するなどして、ケガを負ったという。警視庁は刃物を持っていた男性を任意同行。男性は外国籍とみられる。飲食店に勤めており、包丁を持って帰る途中だったなどと話しているという。

 この騒動について橋下氏は、「刃物を持ち込む時には、きちんと梱包しなければいけないと。刃先が見えるとか、そういうことはやっちゃいけないというのがJRの運送約款である」と、JRが定めているルールについて解説した。

 一方で、銃刀法の運用の現状については懸念点を指摘した。「銃刀法違反というのがあって、刃渡り6センチ以上の刃物を持ち歩くのは本来、日本社会ではダメなんです」。もちろん、正当な理由がある場合はOKで「料理人が包丁を運んだりとか、一般の人が包丁を買って持ち帰る時」と一例を挙げたが、問題は刃物の運び方。「それは料理人が運んでいるのか、包丁を買って単に運んでいるだけなのか、周りからは分からないじゃないですか?刃先が見えたら」と、公の場で刃物を見せた場合の周囲の混乱を推測した。

 橋下氏は銃刀法に定められた「正当な理由」の中に、JRの運送約款のような梱包にまつわる解釈を付け加えるべきだと提案。「きちんと梱包した形で運ばない限りは、僕は正当な理由なしということで、銃刀法違反で…。すぐに刑務所に入れろとかではないけれども、厳重注意の意味合いも込めて、警察に動いて欲しい」と訴えた。
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