武井壮 サッカー女子W杯の国内放映権未決定問題に持論「男女差別みたいに言うのは暴論」解決案も示す

2023年06月26日 21:50

芸能

武井壮 サッカー女子W杯の国内放映権未決定問題に持論「男女差別みたいに言うのは暴論」解決案も示す
武井壮 Photo By スポニチ
 タレントの武井壮(50)が26日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。来月20日に開幕するサッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会の日本国内での放映権が決まっていない問題について言及した。
 開幕まで1カ月を切った現在でも不透明で混乱している状態の女子W杯の放映権問題。FIFAのジャンニ・インファンテーノ会長は「男子W杯では放送局が1億~2億ドル(140億~280億円)を支払うのに、女子では100万~1000万ドル(1億4000万~14億円)しか提示してこない」と男女平等の観点からも不満を表明。「とても受け入れられない」として、日本だけでなくドイツ、フランス、イタリア、スペインなど世界各国で放送局が決まらない事態となっている。

 番組が調査した世間の声もさまざまで「スーパープレーなどを期待しているのに女子サッカーには難しい。面白くないし見ない」「男女平等は大切だけど金額は放映するコンテンツの価値に対して設定されるべき」「そこまで男女平等を訴えるなら、男子の放映権料を引き下げればいい」「FIFAが要求する金額が需要と供給に見合っていないのでは」「FIFAが高額な要求をすると結局誰も払えずに、そのまま女子サッカーの衰退につながるだけだ」といった意見が紹介された。

 それを受けて武井は「女子サッカーだけじゃなく、スポーツの放映権料は高騰しちゃっていて、放送と釣り合わない感じになってきちゃっている現状がいろいろな競技にある」と前置きした上で、「この女子のワールドカップ(の放映権)が買われないことが、ちょっと男女差別みたいに言われるのは暴論だな、と思う」と自身の考えを示した。続けて陸上だったら同じ期間に同じ場所で「男女一緒にやるじゃないですか」と説明。レベルやタイムは関係なしに「女子の100メートルは男子よりも遅いのに見るじゃないですか。同時に開催して同時に放送するんで。だったら、そんなことを男女平等じゃないとか言うんだったら、(サッカーW杯も)男女共同開催にして同じ期間に同時にやって同時に中継して、合算した放映権料を求めればいいんじゃないのって」と持論を展開した。

 最後には「FIFAがやってることは、女子の方も高く売りたいっていう…それはまあ企業努力みたいなものなんで。市場価値を高めたいってことはビジネスをしてるんだろうなって感じますけど。そんな男女差別とかいう話じゃねえなというふうに思います」と語った。
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