鳥羽周作氏 広末との不倫騒動渦中で新店舗オープン 期待と不安の声、記者会見など「ケジメを付けるべき」
2023年06月28日 03:45
芸能
小谷村は県北西の端に位置。白馬連峰の山々に囲まれた豪雪地帯で、人口約2500人の過疎の村だ。昨夏に村を訪れた鳥羽氏が、古民家レストランの運営者を募集していることを知り、その後、指定管理者に選定され「NAGANO」を開くこととなった。
4年連続ミシュラン一つ星の人気シェフが、おたり豚など地元食材を使い「共に作るレストランを」と意欲的に語る姿に、村側も大きな期待をかけてきた。だが開店直前になって、同氏のダブル不倫が発覚。批判が渦巻く中で、ここに来て広末の夫キャンドル・ジュン氏(49)にも暴行や不倫疑惑が浮上するなど事態は混迷を極めている。
そんな中、行われたレセプションだったが、小谷産のそば粉を使ったガレットなど地元食材を使ったメニューの反応は上々。参加者からは「工夫して作られていて、おいしかった」と好評で、店舗スタッフの対応も「これから、ここで頑張っていくんだというヤル気を感じさせてくれた」と高く評価された。
それだけに村の担当者は、今回の騒動に複雑な表情を浮かべる。「村としては運営については(鳥羽氏の会社に)任せているが、個人的にはケジメを付けるべきだと思います」と言い、店の運営に影響が及ばないよう記者会見するなど、自ら目に見える形で騒動を収めるよう求めた。
「NAGANO」の開店は、不倫報道の影響で仕事を次々と失った鳥羽氏にとって予定通り進む数少ない仕事の一つ。再び信頼を得るためには、誠実な姿勢を見せていくしかない。魔法のレシピは存在しない。
▽小谷(おたり)村 新潟県や富山県との県境に位置。村の面積は約268平方キロで、その88%を森林が占める自然豊かな土地。村内には栂池高原スキー場などが所在し、冬にはスキー客でにぎわう。かつて日本海に面する糸魚川から信州松本城下まで塩を運んだことから「塩の道」とも呼ばれる千国街道が通っており、関連の史跡も残る。