BALLISTIK BOYZ タイ武者修行後初の全国ツアー完走「ネクストストーリーは始まったばかり」

2023年06月30日 22:00

芸能

BALLISTIK BOYZ タイ武者修行後初の全国ツアー完走「ネクストストーリーは始まったばかり」
全国ツアー最終公演を行ったBALLISTIK BOYZ(左から)松井利樹、砂田将宏、深堀未来、海沼流星、加納嘉将、日高竜太、奥田力也 Photo By スポニチ
 男性7人組「BALLISTIK BOYZ」が30日、全国ツアー「N.E.X.T.」の最終公演を東京・有明の東京ガーデンシアターで行った。昨年8月末から“武者修行”として、半年間タイに拠点を移して活動。成長した姿を全国のファンに届けるツアーとなり、日高竜太(27)は「僕たちのネクストストーリーは始まったばかり。どんな困難にも立ち向かって行きたい」と力を込めた。
 ファンが固唾(かたず)をのんでメンバーを待つ中、突然スクリーンに7人のシルエットが浮かび上がる。歓声が巻き起こると幕が振り落とされ、白いジャケットを着たメンバーが登場。「ぶち上げていこうぜ!」の掛け声とともに、会場のボルテージは一気に上昇した。ド派手なレーザー光線の演出に加え、メンバーは華麗なアクロバットで観客を魅了。客席に降りファンとハイタッチするなど、終始黄色い歓声が上がっていた。

 2019年5月にデビューした「BALLISTIK BOYZ」は、EXILE TRIBEで初めて全員がマイクを持ち、ダンス、ボーカル、ラップを披露する実力派。昨年5月に日本とタイの文化交流を目的としたパートナーシップが結ばれ、その第1弾として8月からタイで“武者修行”。東南アジア最大級の音楽フェスに出演するなど、経験を積んできた。

 この日はタイの男性3人組「TRINITY」が来日し、コラボ曲「Drop Dead feat.TRINITY」を日本で初パフォーマンス。メンバー全員で熱いステージを繰り広げ、日高は「J―POPとT―POPの交わる瞬間。本当に最高でした」と感慨に浸った。

 グループには英語、ポルトガル語、中国語が話せるメンバーが在籍するなど、グローバルなバックグラウンドを持つ。そんな彼らが目指すのは「世界進出」。海沼流星(24)は「さらに世界に行きたいという思いが強くなった。これ以上の景色を見せたいので、ぜひ僕たちの背中をみんなで支えてほしい」と呼び掛けた。

 最後はメンバーが作詞作曲を行い、ツアーの思いを込めた一曲「N.E.X.T.」を歌唱。全28曲を歌い上げ、万雷の拍手に包まれながらライブを結んだ。
【楽天】オススメアイテム