「らんまん」“寿恵子”浜辺美波　“万太郎”神木隆之介の「奇麗じゃ」シーンの裏側告白「それだと…」

　NHK連続テレビ小説「らんまん」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）で槙野寿恵子を演じる女優の浜辺美波（22）が1日、同局「土スタ」（土曜後1・50）にゲスト出演。俳優の神木隆之介（30）が演じる主人公の槙野万太郎との共演シーンの裏側を明かした。 　この日の「土スタ」では「もう一度見たい！万太郎と寿恵子の名珍シーン集」を放送。その中には、演奏会で万太郎と寿恵子が偶然の出会いを果たし、万太郎がドレス姿の寿恵子を「奇麗じゃ。その…こう…奇麗じゃ。いやもうもっと言葉…なんじゃ…奇麗じゃ」「ほんまに、ほんまに寿恵子さんは奇麗じゃ」などと全力で伝えるシーンもあった。

　浜辺はこのシーンについて「（“奇麗じゃ”を）4回ぐらい言ってましたよね」と笑顔で回顧。

　「本当は台本では、“花のように”とか例えて、“なんとかでなんとかできれいじゃ”っていう結構長くしゃべって美しさを伝えるっていうシーンだったんですけど、神木さんが“それだと器用すぎるっていうか、高藤さんみたいなふうに見えちゃうから、だったら不器用に気持ちを伝えた方がいいんじゃないか”っていうことで、ちょっと削らせていただいて、“奇麗じゃ”っていう、とにかく伝えたいっていう必死な方にシフトを変えてもらって」と裏話を明かした。

　「それが凄い良くて本当に愛らしくて。照れるけど笑っちゃう感じが、2人らしくて好きなシーンでした」「言葉まとまってないけど、思いが伝えたいんだって言うのが」としみじみ。

　あれだけ「奇麗じゃ」と言われた気分を聞かれると、「いや、うれしいですよね。撮ってる時は、“全然話聞いてくれないな”とか思ってたんですけど、でも凄い照れるし恥ずかしいし、気恥ずかしさがあふれてて。初々しいシーンになっててうれしかったです」と目を細めた。