橋下徹氏 増加する外国人観光客、オーバーツーリズム対策として「混雑税の導入を」
2023年07月03日 09:40
芸能
橋下氏は「これから考えないといけないのは、オーバーツーリズム(観光地にキャパシティー以上の観光客が押し寄せること)。コロナ禍前で3000万人超えて、日本の目標は6000万人のインバウンド観光客ですよ。2025年に大阪万博があり、その後に大阪でカジノが開業されると本当に6000万人というのは、いよいよ達成可能な数字になってくる」と指摘。
そのうえで、「これは賛否両論あるんですが、僕は外国人観光客にはコンジェスチョンチャージという混雑税、ある意味、混雑する所には一定の料金をかけて、ダイナミックプライシング(商品やサービスの需要に応じて価格を変動させる仕組み)で混雑してない所は料金を安くすることによって、集中する所を平準化するということをいよいよ考えないと、もういろんな各地で弊害が物凄い噴出してますね」と話した。
オーバーツーリズムの具体的な問題としては、人込みによる犯罪やトラブル、交通渋滞、トイレの不足などのインフラ、騒音やごみによる環境破壊、またそれらを原因とした地域住民と観光客とのトラブルなどがある。