「どうする家康」家臣団に代わり介錯…服部党の覚悟にネット号泣「苦しすぎる役目」半蔵は涙&女大鼠は平伏
2023年07月03日 09:45
芸能
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。
第25話は「はるかに遠い夢」。武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)が暴いた瀬名(有村架純)と松平信康(細田佳央太)の“慈愛の国”計画。それはやがて、織田信長(岡田准一)の知るところとなる。2人の始末をつけなければ、織田と戦になる。それでも徳川家康(松本潤)は信長の目を欺き、妻子を逃がそうと決意。一方、瀬名は五徳(久保史緒里)に「姑は悪女だ」と訴える信長宛の手紙を書かせ、全責任を負う覚悟。岡崎城を出た信康もまた、逃げ延びることを良しとしない…という展開。
信康と瀬名は説得に応じず、自刃。家臣団に代わり。信康は服部半蔵(山田孝之)、瀬名は女大鼠(松本まりか)が介錯した。刀を振り上げた半蔵は一筋の涙。刀を突き刺した女大鼠は一歩下がって平伏した。
SNS上には「一番心に来たのは2人を介錯した服部党。楽にさせるとはいえ、苦しすぎる役目」「情が先行してしまい、泣き崩れるしかない七や彦の一方で、揺さぶられつつも介錯を担う半蔵と大鼠。推せるわぁ」「大鼠は1カ月の築山の縁の下での張り込みで、瀬名ちゃんの謀だけでなく、その人となりも知ることになって、それが介錯を務めた後のあの平伏しに表れたんじゃないかな。ひれ伏すしかないよな。あんなガン決まりな覚悟を見せられちゃったら」「ひいひい泣き叫ぶ七の悲痛が伝わって、追い打ちかけるよう半蔵が流す一筋の涙にすべての無念が込められていて、もう、もう、アカンかった…号泣やった」「瀬名の介錯を終えた後、最大級の礼を尽くす大鼠、めちゃくちゃグッときて涙が止まらなかったんだけど、あそこ引きでバックから撮ってるのがすごい効果的だなあと思うなどした。その瞬間の大鼠の表情は全く見えないんだけど、一連の動きだけで気持ちが伝わるよね…今も目に焼きついて泣く」などの声が相次いだ。
次回は第26話「ぶらり富士遊覧」(7月9日)が放送される。