「らんまん」寿恵子も飛んだ!OPタイトルバック新装の狙い「万太郎と人生を冒険」ネット話題「心強い」

2023年07月03日 21:00

芸能

「らんまん」寿恵子も飛んだ!OPタイトルバック新装の狙い「万太郎と人生を冒険」ネット話題「心強い」
連続テレビ小説「らんまん」のオープニングタイトルバック映像がリニューアル。妻・寿恵子も万太郎と一緒に飛んだ!(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は3日、第14週「ホウライシダ」がスタート。ドラマ後半の開幕に伴い、オープニングのタイトルバック映像(タイトルの題字や出演者・スタッフのクレジット)もリニューアルされた。演出の津田温子監督らが狙いを明かした。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 この日の第66話からタイトルバック映像が一部変更。ラストに空を飛ぶ万太郎(アニメーション)の横に妻・寿恵子、途中の植物に桜も加わった。SNS上には「お寿恵ちゃんも飛んでたのが泣けたー。こっから夫婦2人の話になるんだ」「逆風に飛ばされるシーンも寿恵子と一緒だから心強いね」「タイトルバックに桜が。ひと足お先に物語を退場されたタキさんが見守ってくれているようで」などの声が上がり、反響を呼んだ。

 ▼タイトルバック制作・上田大樹氏(&FICTION!)今回、物語の進展に伴って、タイトルバックも少しだけ…小さいけれど、大きな変化をしています。アニメーション部分に寿恵子さんが加わり、植物のカットも新たにいくつか撮り下ろしました。共に歩んでいく、万太郎と寿恵子の物語の先をこれからも見守っていただけるとうれしいです。

 ▼演出・津田温子監督 「らんまん」のタイトルバックは“あふれる”というテーマで制作しました。第13週で万太郎は祖母・タキとの別れがありましたが、第14週からは万太郎、寿恵子が人生を共にするパートナーとして2人で冒険を始めます。リニューアルしたタイトルバックは「人生を楽しんでいこう」という気持ちがあふれるような映像にしようと考えながら制作しました。

 タイトルバックに登場する実写の植物は、すべて高知県内で撮影しました。桜など春に咲き誇る花々のカットは、万太郎、寿恵子のこれからの人生が満開になるように、という思いを込めています。また、第13週のタイトルが「ヤマザクラ」だったので、そこからの流れも意識しています。撮影には、高知県立牧野植物園(高知市)の方々にもご協力いただきました。

 映像の最後で、神木さん演じる万太郎が持ってくる花はソナレノギクです。このパートは昨年10月の高知ロケで撮影しました。このカットは大切なひと、万太郎にとっては寿恵子が画面の先にいることをイメージして演じていただきました。途中から映像内で飛んでいるキャラクターに寿恵子も加わり、2人で人生を冒険する様子が映像にできて、私もうれしいです。

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