伊藤沙莉「女王の教室」で天海祐希からもらった“金言”を明かす「私の中でずっと宝物です」

　女優・伊藤沙莉（29）が3日放送の日本テレビ「しゃべくり007」（月曜後9・00）に出演し、女優・天海祐希（55）との“秘話”を語る場面があった。 　天海が小学校の“鬼教師”役を演じ、大反響を巻き起こした05年放送の同局の連続ドラマ「女王の教室」。伊藤は天海が担任の6年3組の児童役として出演し、女優・志田未来が演じた主人公の友人ながら、あるきっかけでいじめる側に回ってしまう田中桃役を務めた。

　「天海さんとの共演はどうだった?」と聞かれると、伊藤は「もう、私の中でずっと宝物ですね。天海さんにかけられた言葉があって」と、今でも心に残っているエピソードを告白。「“あなたはカメラが自分に向いてないときでも、必ずしっかりお芝居をしている。いつか誰かが見つけてくれるから、手を抜いたり気を抜いたりしないで。あなたは素敵だから、ずっとそのままでいて”って、それだけは守ってきました」と振り返っていた。

　そこで、天海からサプライズでメッセージが寄せられた。「先生と生徒役で対峙するんですけど、たくさんの生徒の中で沙莉ちゃんが印象的だったのは、お芝居の最中も真剣に私を見ていたんです。本当に素敵なお芝居をする子役さんって、いろんなものに興味があって、そちらの才能を持っていることも多い気がして。もしかしら“やめちゃうのかもしれない”って思って、苦しいことがあってもお芝居を諦めずに、ぜひ続けてもらいたいと思った役者の一人です」と、大きな期待をかけていたことを明かした。

　最後には「いろいろと大変な思いをされたかもしれないですけど、真っすぐに歩まれた結果が繋がっているなと。これを、ご自分の栄養にして、ますます素晴らしい女優さんになっていただけたらなと思います」とエールを送っていた。

　これを聞いた伊藤は「とっても嬉しいです。子役からやっていると、続けていくかどうかって本当に分からないので。でも、天海さんの言葉は常に中心にあったので。こういうメッセージをいただけて、本当に嬉しいです」と、大感激していた。