本田圭佑「僕は1番になった経験がない」 強いコンプレックスを告白「大谷さんにはなれないけど…」

2023年07月04日 17:29

芸能

本田圭佑「僕は1番になった経験がない」 強いコンプレックスを告白「大谷さんにはなれないけど…」
元サッカー日本代表の本田圭佑 Photo By スポニチ
 元サッカー日本代表の本田圭佑(37)が3日放送のABEMAニュース番組「ABEMA Prime」(午後9・00)に生出演。自身のコンプレックスを赤裸々に語る場面があった。
 番組では「勝利至上主義」という観点から、少年少女への良い影響、悪い影響、全国大会の可否などを総合的なトークを展開。教育上や、スポーツの存在意義など、多角的に意見が出されるなか「第2の本田圭佑を作るには?」と問われた本田は「いやいや、第2の僕を作るみたいな発想は全然ないんで。そんなおこがましい事は考えてなくて、むしろ僕はJリーグが出来て30年足らずで色んな先代が築き上げてきた所に途中で乗っかって、うまくブースト出来た(勢いに乗させてもらった)と思ってるんで」とコメント。

 続けて「日本代表が今後W杯で優勝出来るようにもっといい選手を輩出するためには、もっと競争しないといけないと思ってるし、もっと競争するためにもっと世界に目を向ける。世界のサッカーはとにかく競争し続けているので、もっと知恵を絞って、もっとお金も投じてやっていく。それじゃないと日本のサッカーはアジア周辺国も力をつけてきているので、自分たちは頑張っているつもりでも相対的にランキングが下がっていくことは可能性としてはあるんで。危機感持ってやっていかないとな!というのが僕のサッカーとしての見方」と力説した。

 また、本田は「僕はむしろ幼少の時は負けてた方が良いと思っています。そういう意味では競争を進めたいんですけど、むしろ勝ち続けているヤツは僕は否定的です。もっと負けた方がいい。負けて負けて負けることに、僕はそこに情熱がどんどん、“次は負けたくない”と思うことが、今の人生のエネルギーになっている」と持論展開。

 さらに「何だったら(僕は)負けたままの状態で死んでいってもいいと思ってるんで。そりゃあ勝ちたいですよ。でもスゴいからみんな。なかなか1番になるのは…僕も1番になった経験がないんで、むしろコンプレックスが強い。もしかしたら潜在的に俺はこれぐらいの人間っていうのがあるのかもしれないです。(MLBエンゼルスの)大谷さんにはなれないみたいな。でも、(大谷さんのように)なりたいから頑張ってるんで」と本田節全開で赤裸々に語った。
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