スキマスイッチ 「全力少年」あの歌詞の秘話告白「これ、めっちゃおもろいやんってなって」

2023年07月05日 20:30

芸能

スキマスイッチ 「全力少年」あの歌詞の秘話告白「これ、めっちゃおもろいやんってなって」
「スキマスイッチ」の大橋卓弥(左)と常田真太郎 Photo By スポニチ
 男性デュオ「スキマスイッチ」が、4日放送のBSフジ「霜降り明星のゴールデン☆80’S」(火曜後10・00)にゲスト出演し、代表曲「全力少年」にまつわるエピソードを明かした。
 今月でデビュー20周年を迎える2人が、活動期間中の印象深い思い出についてトーク。ピアノの常田真太郎(45)が挙げたのは、2005年にリリースしたシングル「全力少年」で体験した鳥肌ものの出来事だった。

 まっすぐな歌詞と耳障りのいいメロディーで人気となった同曲は、数々のテレビCMや映画の楽曲にも採用されたほか、NHK紅白歌合戦でも披露した。常田は「『全力少年』だったり『奏』だったりが、自分たちが思っているより全然飛び越えて、たくさんの人に聴いてもらえるようになって。そう認識しているんですけど、そういう現場に出会うっていうのが、ライブとかフェスにおいて結構、大きくて」と回想。それを肌で実感したのが、フェスのステージだったという。

 かつて出演した夏の大型ロックフェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で、2人に用意されたのは、4万人が訪れるフェス最大のステージだった。「『全力少年』をロッキンジャパンという夏のフェスで、一番大きいステージでやらせてもらった時に、4万人くらいいたらしいんですけど、みんな歌ってるんですよ。鳥肌がずっと止まらなくて。イントロから拍手がすごくて」と常田。「知ってるんだと初めて、気持ちとしてじゃなくて、心の底から確認できたのがその時が初めてで。轟音でしたね」と、興奮気味に語った。

 ロックフェスだけに、ボーカル・ギターの大橋卓弥(45)は「僕らってかなりアウェーなのかな」と思っていたという。ところが、予想を覆す大反響で、「あの大合唱をしてもらったのは、この人たちも僕らのことを認めてくれたんだって」と、自信につながったことを明かしていた。

 同曲の歌詞は1番で「置いてかれんだ」、2番で「老いて枯れんだ」と、韻を踏んだフレーズがある。MCの「霜降り明星」せいやは「気づいた時、ヤバない?って言ってました。あそこの“かけ言葉”」と、気づいた瞬間の感動を振り返って語った。すると常田は「言っちゃって、夢なくすと申し訳ないんですけど」と前置きし、「パソコンで当時、書いてたんですよ。で、変換で出たんです。“これ、めっちゃおもろいやん”ってなって」と、誤変換から採用されたという裏話を披露。大橋は「狙ってそういうふうに作る場合もありますけど、あれはたまたま出たのが“おもしろいね”って」と補足していた。
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