音楽プロデューサーの古川健仁氏が死去　78歳　ビューティ・ペア「かけめぐる青春」などを手掛ける

　音楽プロデューサーで、元キングレコード制作部プロデューサーの古川健仁（ふるかわ・けんじ）氏が7月3日午前11時39分、死去した。キングレコードが6日、発表した。78歳。佐賀県佐賀市出身。遺族の意向で病名は明らかにしていない。通夜は9日午後6時、告別式は10日午前11時から、いずれも東京都中央区築地3の15の1、築地本願寺第二伝道会館で。喪主は妻富美恵（ふみえ）さん。 　古川氏は1945年6月26日生まれ。ビューティ・ペアの「かけめぐる青春」（1976年）、三笠優子「夫婦舟」（79年）、角川博「女のきもち」（82年）、神野美伽「男船」（85年）、西方裕之「遠花火」（89年）、永井裕子「哀愁桟橋」（2002年）、03年の神野美伽「浮雲ふたり」（20周年記念曲・紅白復帰作）、水田竜子「紅花の宿」（07年）、ペギー葉山「夜明けのメロディー」（10年）、福田こうへい「南部蝉しぐれ」（12年）、丘みどり「佐渡の夕笛」（17年）などの作品に携わった。