年度売上なんと3兆円超え!?カタール航空“サッカーW杯効果”で過去最高額を記録　純利益は…

　カタール航空が5日、昨年開催されたサッカーW杯カタール大会の影響もあり、22―23年度の売上高が過去最高額を記録したと発表。その額が210億ドル（約3兆230億円）にものぼったという。 　カタール航空は公式ホームページで「ドーハに本拠を置く同航空会社がパートナー兼公式航空会社としてFIFAワールドカップを主催したことによる顧客ベースの拡大に支えられ、年間売上高が763億カタールリヤル（210億ドル）という過去最高を記録した」と報告。

　さらに22―23会計年度の純利益は12億1000万ドル（約1742億円）になったことも発表。同航空会社は22年に前年比71％増となる3170万人の乗客を輸送。搭乗率は80％を記録し、こちらも同社史上最高を記録。W杯期間中には約1万4000便を運航し、カタール着の便で140万人以上のファンを“アラブの国”にもたらしたと伝えた。