夏まゆみさん死去にAKB48公式も追悼「先生に振付いただいた多くの楽曲はこの先もずっと大切に…」
2023年07月06日 19:42
芸能
![夏まゆみさん死去にAKB48公式も追悼「先生に振付いただいた多くの楽曲はこの先もずっと大切に…」](/entertainment/news/2023/07/06/jpeg/20230706s00041000455000p_view.webp)
夏さんの早すぎる死に、高橋みなみ、宮澤佐江、峯岸みなみら卒業生も続々と追悼コメントを発表。高橋は「右も左もわからない私達AKB48一期生に、アイドルとは何か、ステージに立つとはどうゆう事なのか、その一つ一つを教えてくださったのは夏先生でした」と感謝の思いをつづり、宮澤は「歌詞に沿った、音楽に沿った振付一つ一つに魂と意味が込められていて、夏先生に付けて頂いた振付だけは今も忘れることなく私達の身体に染み込んでいます。天職だった自分のアイドル人生が夏先生から教わったモノとして、今後の人生にも大きく残り続けてくれることが誇りです」と思いを記した。
夏 まゆみ(なつ・まゆみ)1962年(昭37)3月23日生まれ、神奈川県出身。1993年、ニューヨークのアポロシアターにて日本人初のソロダンサー出演。98年、冬季長野オリンピック閉会式で老若男女数万人が一度に踊るための振り付けを考案・指揮する。99年、モーニング娘。の「LOVEマシーン」では老若男女だれもが楽しめる振り付けが話題を呼ぶと国民的ヒットソングに。真似をする人が続出して社会現象にまでなる。ダンス未経験者の多いモーニング娘。やAKB48の「育ての親」として知られ、現在のアイドル文化の基礎を作った。吉本印天然素材、ジャニーズ、宝塚歌劇団、マッスルミュージカルなど手掛けたアーティストは300組以上、ダンス指導は延べ200万人以上におよぶ。NHK紅白歌合戦では20年以上にわたりステージングを歴任し、ジャンルを超えたアーティスト同士のコラボを演出しつづけてきた。また2014年に出版した『エースと呼ばれる人は何をしているのか』(サンマーク出版)はベストセラーとなりビジネス界からも指導者としての手腕に注目が集まる。近年は、テレビのダンス企画やダンス大会の審査員も積極的に務める一方、「自身の体験等を一人でも多くの人に伝えることで日本を元気にしたい」との特別な思いから、治療と並行して原稿執筆をつづけ、3月に刊行した『人はいつでも、誰だって「エース」になれる!心とからだが輝く72の言葉』(小社)が遺作となった。