上沼恵美子 因縁・古舘伊知郎との対談で本音「松たか子さんとうれしそうに…悔しくてギーッとなった」

2023年07月07日 20:39

芸能

上沼恵美子 因縁・古舘伊知郎との対談で本音「松たか子さんとうれしそうに…悔しくてギーッとなった」
上沼恵美子 Photo By スポニチ
 タレント上沼恵美子(68)とフリーアナウンサー古舘伊知郎(68)による“因縁の対談”が7日、双方のYouTubeチャンネルで続けて公開された。94、95年にNHK紅白歌合戦でともに司会を務め、“犬猿の仲”とウワサされた2人が28年ぶりに対面。90分ノンストップ一本勝負の“舌戦”を繰り広げた。
 「上沼恵美子ちゃんねる」での動画では対面直前、上沼が「古舘さんに不信感なんかも持ってきた」と語り、互いに年を重ね「一回決着つけといた方がいいかと思った」と対談の意図を説明。母親の形見の蝶のブローチを首元に「着けてきました。決戦の日ですから」と意気込んだ。

 深々と頭を下げ入室した古舘を笑顔で迎えた上沼。開始早々、「あの時の紅白は今と全然違う。あんな苦しい番組ありましたか」と呼びかけた。古舘と違いアウェーの東京に乗り込んだ重圧や、周囲の冷たい態度に苦んだことを説き、「紅組の歌手と面談した時から、ドリカムと森口博子さん以外は大体感じ悪かった。今思ってもよく耐えた」と振り返った。

 古舘は「関西の女王が来たから負けないように頑張ろうとしか思ってなかった。自分のことでいっぱいいっぱいで配慮が足りなかった。上沼さんは余裕だと思ってた。針のむしろだと思ってたなんて…」と驚いた。

 古舘は96年にも3回目の紅白司会をしたが、オファーがなかった上沼は「(紅組司会の)松たか子さんとうれしそうにやってたね!台湾で見てました。悔しくてギーッとなった」と本音を明かした。古舘のYouTubeでは、「私は落とされた!ショックでしたよ」と語った。

 上沼は「一つ引っかかってる事がある」として、「知ってるアナウンサーから、古舘さんが“あの女にはひどい目にあった”って言ってたって聞かされた」と本人に事実確認。古舘は記憶があいまいながら気圧(けお)されてか「多分言ったんだと思います」と苦笑いで、「僕は、(紅白で)上沼さんが面白いことを言う人で、こっちは時間読みに徹しようとやってた。だからこっちは大変だったんだよ、っていう事を言いたかったと思う。でも…すみません」と謝罪していた。
 
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