吉川晃司「最悪の場合…」 心臓が3割動かず「やばかった」狭心症 救ってくれた“チーム・バチスタ” 

2023年07月10日 10:57

芸能

吉川晃司「最悪の場合…」 心臓が3割動かず「やばかった」狭心症 救ってくれた“チーム・バチスタ” 
歌手の吉川晃司 Photo By スポニチ
 歌手の吉川晃司(57)が9日放送のTBS系「日曜日の初耳学SP」(後9・00)にVTR出演。命を救ってくれた映画について語った。
 海上保安庁のダイバー役の時はダイビングの資格を取得するなど、役者としてできることはとことん準備、訓練をするという吉川は「しないと座りが悪いというか、器用に生きられない」と演じる役柄を徹底的に追求するこだわりを口にした。

 2008年に公開された映画「チーム・バチスタの栄光」では“ミスターパーフェクト”の異名を持つ天才外科医を演じ「(外科医の)手元は表現できた」と胸を張った。その背景として「鶏肉は晩飯食う前にいちいち手術してました。鶏肉、豚肉をメスで切るじゃないですか?ちゃんと縫合して切って縫合してから焼いてました」と外科医の手元を再現するため、食事前に練習していたといい「魚の皮も縫ってました。魚の方が難しい。すぐ破れるから」と肉や魚を切って縫うを繰り返したと明かした。

 地道な特訓のおかげでバチスタの演技指導をした医療チームと親交を深めたそうで、映画から13年後の2021年、55歳で狭心症の手術をした際も“チーム・バチスタ”が救ってくれたと振り返った。

 吉川は狭心症について「何年か前から症状があったんですけど、いろいろ病院で調べていただいても“まったく問題ない。健康だ”って言われてたんですけど、やばかったです。心臓の大きな血管の1本がほぼ詰まってました。即、手術でした」と回想。「私の場合、1カ所が極端に砂時計みたいに(血管が細く)なってたんですけど、他は詰まってなくて1カ所だけでした」と症状を明かし、詰まった箇所が1カ所だけだったことから、いろんな病院で調べても「分からなかった」という。

 ただ、結果的には心臓が3割動いておらず、最悪の場合、命も危ない状況だったといい、「バチスタの天才心臓外科医の先生の流れのチームというか、縁のある方々」とバチスタで出会った医療スタッフの縁で症状が分かり、カテーテル手術を実施。「その後は元気です」と“チーム・バチスタ”の人々に感謝していた。
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