宝塚歌劇、110周年に「ベルばら」9年ぶりの上演決定!雪組・彩風咲奈「感動で胸がいっぱい」

2023年07月10日 15:08

芸能

宝塚歌劇、110周年に「ベルばら」9年ぶりの上演決定!雪組・彩風咲奈「感動で胸がいっぱい」
<宝塚歌劇会見>宝塚歌劇110周年概要発表会でポーズをとる(左から)花組・柚香光、星組・礼真琴、リモート出演の雪組・彩風咲奈、宙組・芹香斗亜、月組・月城かなと (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 宝塚歌劇110周年の概要発表会が10日、兵庫・宝塚ホテルで行われ、「ベルサイユのばら」が9年ぶりに上演されることが発表された。
 7月6日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する雪組公演でフェルゼン編を上演(8月11日まで)。トップスター・彩風咲奈(あやかぜ・さきな)がフェルゼンにふんする。

 また10年に1度開催される人気イベント「大運動会」が10月16日、大阪城ホールで行われることも決定。さらに4月9日には宝塚大劇場で記念式典を、6月29、30日には同劇場で「タカラヅカスペシャル2024」が行われ、110周年一色に染まる。

 この日の会見には花組トップスター柚香光(ゆずか・れい)、月組・月城かなと(つきしろ・かなと)、星組・礼真琴(れい・まこと)、宙組・芹香斗亜(せりか・とあ)が出席。東京公演中の雪組・彩風咲奈(あやかぜ・さきな)はリモートで参加し、全5組のトップが集結する貴重な“瞬間”となった。

 9年ぶり、宝塚大劇場では10年ぶりとなる「ベルばら」を担う彩風は「110周年という記念すべき年に舞台に立たせて頂くことに感動で胸がいっぱいです。宝塚の財産であるベルサイユのばら。この諸先輩方が大切に受け継いでこられたベルばらに挑戦させて頂く事に今から身の引き締まる思いでいっぱい」と緊張した面持ちで話した。さらに、新人公演時代にフェルゼンを演じた経験を「本当に幸せでしかありません。伝統を守りながらも皆様に愛とロマンをお届けできるよう、そして今の時代だからできるベルばらを雪組一丸となって務めて参りたい」と結んだ。

 また、報道陣から「110周年の意気込みを漢字一文字で」と問われ、彩風は「諸先輩の思いを受け継ぐという意味で“繋”で」と明かし、柚香は「煌めくの“煌にさせて頂きます」。礼は「進」。芹香は「皆様に恋して頂きたいということで“恋”」とし月城は「初舞台生を迎えますので“輝”ということでキラキラした舞台をお届けしたい」と話した。

 なお、2024年の前半上演演目は以下の通り。
 1月1日~2月4日=星組「RRR×TAKA“R”AZUKA/VIOLETOPIA」
 2月9日~3月24日=花組「アルカンシェル~パリに架かる虹」
 3月29日~5月12日=月組「Eternal Voice/Grande TAKARAZUKA110!」

 5月17日~6月23日=宙組「宝塚110年の恋のうた/FINAL FANTASY XV1」。日程はいずれも宝塚大劇場。

 
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